原爆ドームや厳島神社などで欧米人を中心に訪日客の多い広島県。2019年7月現在の広島県内の各自治体の客室数をランキングで新設施設数などとともにお送りする。
広島市がダントツトップの過半数、福山市・東広島市が続く
メトロエンジンリサーチによると、広島県には宿泊施設が782、部屋数にして29,113室が提供されている。
新規開業予定は23施設、部屋数にして4,021室が新たに供給される見込み。
県内各市の客室数トップ10は以下の通り。
1位 広島市 16,155室 233施設
2位 福山市 3,656室 87施設
3位 東広島市 1,550室 29施設
4位 呉市 1,513室 76施設
5位 廿日市市 1,508室 72施設
6位 尾道市 1,329室 83施設
7位 三原市 1,002室 35施設
8位 三次市 538室 18施設
9位 府中市 489室 17施設
10位 庄原市 435室 28施設
広島市が過半数を占め、圧倒的な一位となった。福山城や『崖の上のポニョ』の舞台として知られる「鞆の浦」などのある福山市が2位、酒蔵が有名な東広島市が3位となった。
厳島神社が所在する廿日市市は5位となった。
原爆ドームが所在する中区が、広島駅の南区を抑えてトップ
広島市内各区の客室数トップ5は以下の通り。
1位 中区 9,336室 118施設
2位 南区 4,246室 52施設
3位 東区 1,754室 25施設
4位 西区 416室 15施設
5位 安佐北区 209室 12施設
原爆ドームや市役所などが所在する市内中心部の中区が1万室近い客室でトップ、広島駅が所在し、瀬戸内海の港に面する南区が2位で続いた。
広島市内には8区あるがランク外の残りの3区ではほとんどホテル展開は見られなかった。
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