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横浜で「木のストロー」飲食店ホテルに提供、産業福祉連携

木造注文住宅を手がけるアキュラホームは、横浜市及びヨコハマSDGsデザインセンターと連携し、横浜産のカンナ削りの木のストローの生産を実現。横浜市が保有する水源林の間伐材を原材料とし、横浜市内の特例子会社等で障がいを持つ人々が製作。環境・経済・社会的課題の統合的解決を図る。

プラ対策の機運醸成、森林環境保全、障がい者の雇用創出

出典:アキュラホーム

同社が進めるカンナ削りの“木のストロー”の地産地消は、日本で初めての取組みであり、地域の生産モデルとして今後全国への普及に積極的に取り組むという。また、産業と福祉の連携で、障がい者の活躍を推進する。

近年、廃プラスチック問題による海洋汚染が地球規模での課題として認識されており、今年のG20では、会議の主要テーマの1つとして取り上げられた。特に、使い捨てストローは、レジ袋と並び、海洋プラスチック汚染の代表的な存在として、その削減に関心が集まっている。

今回の取組は、横浜市内でカンナ削りの「木のストロー」を生産し、普及することにより、温暖化対策や海洋プラスチック問題の解決、森林環境保全や天然資源の有効活用、あらゆる人の活躍、新たなビジネスモデル構築等を図り、環境・経済・社会的課題の統合的解決を図るモデルを新たに構築する。

今後、横浜市のモデルを模範とし、他都市・他地域へ普及・展開し、カンナ削りの「木のストロー」の普及に積極的に取り組む自治体との連携によるプラスチック対策の機運醸成や森林環境保全、雇用創出による地域活性化を推進していくという。

山梨県道志村内の横浜市が保有する水源林の間伐材を原材料とし、市内企業の特例子会社等で障がいのある人々が製作する横浜産カンナ削りの“木のストロー”の生産を行う。

同ストローを、市内をはじめとする店舗・飲食店等へ、本年12月1日から広く普及・拡大を進めていく。また、現在、横浜市内のホテルや成田空港での提供も検討しているという。

出典:アキュラホーム

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