国土交通省は2月8、9の両日、都市部における自動運転バスの導入可能性や課題等を検証するため、「池袋における自動運転バスの実証実験」を実施する。
都心部公道での実走により、導入上の課題や社会受容性を検証
国土交通省では、昨年11月に有識者からなる検討会を設置し、技術開発の動向を踏まえつつ、自動運転技術の普及による都市への影響可能性を抽出・整理し、都市交通における自動運転技術の活用に向けた検討を行っている。
その中で、都心循環線など基幹的なバスに期待される自動運転技術の実現に向けて、自動運転技術の効果検証やバスの自動運転化を進めるための社会的環境整備の必要性など都市交通施設等のあり方について、実証実験を通じて検討することとしている。
この度、国立大学法人群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センター協力のもと、自動運転機能が搭載された低速電動バス車両を用いた実証実験を行う。
出典:国土交通省
<実証実験の概要>
目的:多数の来街者や自動車交通がある池袋サンシャインシティ周囲の公道をフィールドに、都心部での自動運転バスの導入における都市交通としての技術的な課題や社会受容性などを検証
期間:2019年2月8日(金)・9日(土)各11:00~16:00
場所:東京都豊島区東池袋3丁目地内
【合わせて読みたい】