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沖縄県・下地島空港の旅客ターミナル施設が竣工

三菱地所株式会社は、「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営及びプライベート機受入事業」として宮古島市伊良部地区で旅客ターミナル施設「みやこ下地島空港ターミナル」の開発を進めてきたが、同施設が竣工。3月30日に「みやこ下地島空港ターミナル」を開業する。

交流人口拡大や地域活性化を推進

現在、同社は同施設の3月30日開業に向けた準備を同施設の運営会社である下地島エアポートマネジメント株式会社(SAMCO)とともに進めている。県が運営する「下地島空港」と SAMCO が運営する「みやこ下地島空港ターミナル」が、国内外の人々に宮古諸島の魅力を伝えるゲートウェイとなり、交流人口の拡大や地域活性化に寄与するよう事業を推進していく考え。

国内屈指のリゾート地として人気の高い宮古諸島に、国内線機能を拡充するとともに国際線機能を整備し、国際的なリゾート地としての更なる成長に貢献。パイロット訓練飛行場としての機能のみならず、一般旅客が使用できる空港として再出発を図る。

キーコンセプトを「空港から、リゾート、はじまる。」と定め、空港利用者や航空会社の視点に立った施設づくりに取り組んでいく。豊かな緑や自然の光を取り込み、空港に到着した瞬間から、宮古諸島を離れる航空機へ搭乗する直前まで、リゾート体験を感じてもらえるよう、利用者がくつろげる空間を目指した。

ターミナル正面にレンタカーの乗り出し・返却エリアを整備する等旅行者の動線を意識した設計となっており、観光客にとっての使い勝手の良さを追求していく。

【「みやこ下地島空港ターミナル」施設概要】
開業日:2019年3月30日
所在地:沖縄県宮古島市伊良部字佐和田 1727
敷地面積:32,586 ㎡
延床面積:12,027 ㎡
規模・構造:RC 造 一部鉄骨造及び木造(CLT)
地下 1 階地上2階(旅客エリアは地上 1 階のみ)
施工者:株式会社國場組・株式会社大米建設共同事業体
CLT 工事 山佐木材株式会社
設計:株式会社日建設計
運営:下地島エアポートマネジメント株式会社
主要施設:チェックインカウンター数 12 箇所、搭乗ゲート 3 箇所、
到着ロビー 国際線・国内線各 1 箇所、飲食店 2 店舗、物販店 3 店舗(免税店含む)、レンタカー受付カウンター、レンタカー受け渡し場・洗車場、ATM

沖縄県宮古島市ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、沖縄県宮古島市には宿泊施設が317、部屋数にして4,593室が提供されている。

新規開業予定は8施設、部屋数にして489室が新たに供給される見込み。

客室数トップ10は以下の通り。

出典:メトロエンジンリサーチ

9位にランクインする「ホテルシギラミラージュ」(120室)は2019年4月オープンを予定する。

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