野村不動産株式会社および野村不動産ホテルズ株式会社は、同グループ初のホテルブランド「NOHGA HOTEL UENO(ノーガホテル上野)」を2018年11 月1日に開業する。上野駅周辺では新規ホテルの開発が相次いでいる。
ノーガホテル上野、人と街を繋ぐコミュニティづくり
ノーガホテルは、「地域との深いつながりから生まれる素敵な経験」をコンセプトにしているブランド。
冥加(MYOHGA)とは、「好運であること。これ以上ない仕合わせに恵まれること」を意味し、「○○冥利に尽きる」など使われる「冥利」と同義の言葉。その言葉が意味するような出来事を、野村不動産がこれから生み出していきたいという願いを込めて、その英文での頭文字「N」を「MYOHGA」と組み合わせ「NOHGA(ノーガ)」となった。
ホテルを起点とする「未来につながる街づくり」、「人と人、人と街を繋ぐコミュニティづくり」を積極的に推進し、同社グループ自らが商品開発、 サービス提供を行う。ホテルが立地する地域に応じたデザインとするほか、地域の職人やデザイナーと連携したオリジ ナルの家具・備品・アートなどを配置し、ホテル内でその地域の文化を感じてもらえる、ホテルづくりを目指す。
同ホテルには、130室の客室、ロビーギャラリー、レストラン、ラウンジ、フィットネスを備えるとともに、地域の人々のプロダクトやアートを配置し、ゲストが実際に利用し、体験することができる。また、ロビーギャラリー、レストラン、ラウンジは、宿泊者以外も自由に利用でき、日々多くの人が集うコミュニティ創出型のホテルを目指し、レストラン・ラウンジやスイートルームでは地域の人々と連携したイベントやワークショップなども定期的に開催することを予定している。
客室は、「快適な目覚め」をコンセプトに、ファブリックの醸し出す柔らかさと木目の持つ温かみが感じられるインテリアデザイン。
シャンプー等のアメニティ用品、客室備品、家具、ベッド等はホテルオリジナル製品を開発し、日本のモノづくりのクオリティをゲストに楽しんでもらう。 客室タイプは、ダブル、ツイン、スイートの構成とし、平均客室面積20㎡前半、また洗面台を室内に配置することによって空間に広がりを持たせ、どの客室も2名が宿泊してもゆっくりと快適に過ごすことができるようにした。
【同ホテル概要】
東京都台東区ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、台東区では宿泊施設が266、部屋数にして18,238が提供されている。
新規開業予定は37施設あり、部屋数にして3,591と20%ほどの増加を見込んでおり、特にJR上野駅周辺は成田空港へのアクセスも便利で、ホテルが急増している。
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