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世界初の禅×カプセルホテル「hotel zen tokyo」人形町開業

株式会社SENが手がける「禅」をテーマにした新型カプセルホテル「hotel zen tokyo(ホテル・ゼン・トーキョー)」が2019年2月に東京都中央区日本橋人形町にオープンする。本日11月5日公式ウェブサイトならびにクラウドファンディング(Readyfor)にて予約受付を開始する。

出典:SEN

茶室カプセル、千利休の茶室をテーマとした和モダンな空間

「禅」をテーマにした同ホテルは、各部屋を千利休の茶室に見立てた今までにない新しいカプセルホテル。「泊まれる茶室」をコンセプトにしたカプセル型の旅館こそが、都市課題解決と日本文化の発信のきっかけになり得るとの考え。
カプセルホテルは日本発として海外から注目を集めている宿泊形態であり、茶室は世界的な人気を博す日本のミニマリズム・デザインの神髄であると言われている。創業者・代表取締役の各務太郎氏は、ハーバードデザイン大学院への留学時、世界都市の家賃高騰が世界中の建築家が注目する課題であることに気づき、そして狭くても豊かな暮らしができる空間の先駆者として日本の茶室がリエスペクトされていることを認識し、同事業を発案した。

ホテルとして最もミニマルであるカプセルホテルという形態を極小空間の先駆者である茶室デザインとかけあわせることによって、東京発の世界ホテルブランドをつくるべく創業。

各カプセルは千利休が16世紀後半に生み出した茶室の傑作「妙喜庵(待庵)」を21世紀型に再解釈し、丁寧につくりあげた和モダンな空間。
また、近年世界的に注目を集めているカプセルホテルの通常の形式を天井までの高さ(2.2m)まで広げた、よりラグジュアリーなカプセルに仕上げられている。

茶室カプセルはシングルまたはセミダブルのベッド、床の間の形をした金庫キャビネット、電源、衣類をかけるハンガーなどが準備された宿泊ユニット。
客室タイプは全部で5種類あり、部屋の種類によってベッドサイズ(シングルまたはセミダブル)、面積、デザインが異なる。客室5種類のうち3種類は茶室カプセル、残りの2種類はより広々とした、コンクリートと木の素材をフル活用したデザインのコーナールームとなっている。
客室は全部で5フロアあり、そのうちの1-2フロアは女性専用フロアとして設けられている。

hotel zen tokyo施設概要:
名称:hotel zen tokyo
所在地:東京都中央区日本橋人形町1-5-8
アクセス:人形町駅 徒歩1分、水天宮前駅 徒歩5分
ベッド数:78
開業日:2019年2月予定

出典:SEN

東京都中央区・人形町周辺ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、東京都中央区には宿泊施設が154施設展開しており、部屋数にして22,084が提供されている。

内、カプセルホテルは11施設が確認された。

新規開業予定は37施設で5,988部屋を数える開業ラッシュ地域だ。

また、開業する人形町駅周辺の半径1キロ圏内には宿泊施設が80施設確認され、部屋数にして9,395部屋と多数の競合がひしめいており、新規開業予定も17施設、2,064部屋にのぼる。

好立地であることに加えて、同ホテルは館内に広々とした共用スペース約300㎡確保、仕事スペースとして使えるワークラウンジやランドリールーム、飲食が可能なカフェバーなど、宿泊の目的に応じた施設が充実。

和のしつらえをモダンに表現したカフェバーは、時間帯によって朝食、カフェ、バーラウンジとして利用でき、ラウンジの奥にはミニマルな茶室をテーマにした音響ステージが準備されており、ホテル開業後にライブ演奏やイベントを定期的に行う予定するなど、従来のカプセルホテルのイメージとは異なる新形態の施設として、都心の激戦地で勝負に挑む。

出典:SEN

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