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HISが「変なホテル東京 浅草橋」を7月13日開業

H.I.S.ホテルホールディングス株式会社による、ロボットと最新設備を導入し生産性の向上を目指すホテル「変なホテル東京 浅草橋」が7月13日に開業する。HISの発表によると、開業する「変なホテル東京 浅草橋」は都内4軒目、全国では7軒目のホテルとなる。

国内旅行客だけでなく訪日客もターゲットに
同ホテルは、JR 線・都営浅草線「浅草橋」駅から徒歩2分という駅近で、秋葉原や浅草エリアなど観光地にも近く、また、成田空港・羽田空港からは共に電車で約1時間のアクセスであることから、 国内旅行客だけでなく訪日外国人旅行客の利用も見込んでいる。
そのため、ビジネス需要が高い浅草橋エリアだが、客室の約 65%をツイン・トリプルルームの設定とした。
客室数:全 145 室
宿泊料金 :1 室/10,000 円~
所在地:東京都台東区浅草橋1-10-5

クラウドファンディング「MAKUAKE」とのコラボレーション
今回「変なホテル」初の取り組みとして、日本最大級のクラウドファンディングサービス 「Makuake(マクアケ)」を運営する株式会社マクアケとのコラボレーションルームを展開する。
※クラウドファンディングとは、自らのアイデアをネット上でプレゼンテーションすることで、そのアイデアへの賛同者を集められる仕組み。
客室内にて、コネクタを変えずに反転するだけで、iOS端子(Lightning)にもandroid端子にも挿しこめるマジックケーブル、超高性能コンパクト空気清浄機「Zunion」、サウナ傘をバスタブの上に被せるだけで、お風呂で手軽にサウナを楽しめる「お風呂 de サウナ傘」、水不要で、強力な殺菌力を持つ「紫外線UV-C」が、15分で、靴の中の雑菌を99.9% まで「殺菌」したのち、内蔵ファンが30分間起動し、靴の中を「乾燥」させる靴の洗濯機「ステリシュー・プラス」、などのIoT(モノのインターネット)機器や便利グッズなど「Makuake」発の様々な新しいアイデア製品を試せる。


出典:MAKUAKE

無人手荷物預かりシステムほか各種最先端設備
また、ロビーには、国内ホテル初となる「バゲッジポート」を設置した。セキュリティを持たせつつ、専用カードをかざすだけで簡単に施解錠できる無料の無人手荷物預かりシステム。スーツケースのような大きい荷物から手提げバックサイズの小さな荷物まで自身で一時的に荷物を預けられる。
客室内の一部には、レイコップ社開発の布団コンディショナー「Futocon(フトコン)」を導入。 睡眠時の快眠温度 33℃±1℃を起床まで一定に保ち、「快眠」を実現する。 受付のロボットはもちろん機能的な最新設備を客室内に導入する。
さらに、ロボットクリーニング「LGstyler」で、気になる衣服のニオイ・しわ・ほこり・花粉をいつでもリフレッシュが可能。
ホテルアメニティとしてスマートフォン「handy」を導入。 通話料金が無料で国内だけでなく海外にも自由に電話ができるなど、各種最先端設備を取り揃え「変なホテル」らしさを追求した。

出典:HISホールディングス

台東区ホテル出店状況、サービス面で進化を見せられるか
メトロエンジンリサーチによると、現在、同ホテルが立地する台東区には宿泊施設が266、部屋数18,238が提供されている。
新設ホテルは、同ホテル含め40軒が開業を予定している。
メトロエンジンリサーチのレビュー分析によると、変なホテルの既存店舗への総合的な評価は高く、特に料金への評価は満点に近く、客室への評価も高いものの、その分サービス面での評価が下がっている。
ロボットを売りとした変なホテルは人件費を最小限に抑えることを可能とするものでありコスパが高くなるが、その分サービス面での改善をいかにはかるのか。アプローチは最新の技術のソリューションということになりそうで、進化・変化し続ける変なホテルの真骨頂が試されることになる。

出典:MAKUAKE

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