観光庁は、旅館・ホテル等の宿泊施設が実施する客室や共用部の整備を支援する「訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業費補助金(宿泊施設バリアフリー化促進事業)」の2019年2期募集をこのほど開始した。
客室の必要最低限の改修や共用部の改修も対象
出典:観光庁
2019年1期募集では、客室の大規模改修等のみを補助対象事業としていたが、2期募集では客室の必要最低限の改修や共用部の改修も対象とし、宿泊施設のバリアフリー化をより幅広く支援する。
申請は随時審査を行いバリアフリー化の効果が特に高いと認められるものから事業計画を認定する。
バリアフリー化改修工事は2020年1月までに完了する必要がある。
補助対象事業及び補助率は以下の通り。
[1]客室の必要最低限の改修等(一般客室のレベルアップ):定額補助(上限額100万円)
[2]共用部の改修等、[3]客室の大規模改修等(車椅子使用者用客室の整備等):1/2補助 (上限額500万円)
※[2]・[3]のどちらかのみ、[2]と[3]を両方実施も可。両方実施の場合も上限額は500万円になる。
補助対象事業者の要件は、旅館業法の営業許可を得た宿泊事業者(旅館・ホテル等)。
募集期間は、6月4日(火)~8月2日(金)事務局必着
申請などの詳細は、公式サイト参照のこと。
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