結婚式場として有名な東京・白金台の八芳園で、8月23日(木)・24日(金)、全国のお祭りが集結する「MATSURI JAPAN 2018」を開催。革新的な伝統工芸に贈られる「OMOTENASHI Selection 2018」受賞作品も同時展示する。八芳園とホテルの関係性、八芳園のビジョンについてを合わせてお送りする。
出典:八芳園
日本の魂をあますことなく世界へ
日本のお祭りの数、全国 10 万件以上。神輿や山車、獅子舞、盆踊り、花火大会とその種類も実に多種多様で、お祭りは日本の伝統文化、伝統技術の揺り籠としても重要な役目を果たしてきた。
日本人にとって「祭」とは何なのか?それを理解するために大切な要素は「四季」。
春は豊作を祈り、夏は疫病退散を願い、秋にはその実りに感謝し、冬は新春を祝いながら
また春を迎える、その営みの中で「祭」が生まれ受け継がれてきた。
そんな思いから八芳園では、「日本の魂をあますことなく世界へ」の掛け声のもと、全国のお祭りが集結する「MATSURI JAPAN2018」を開催。
また、日本の魅力である“おもてなし”心あふれる商品・サービスに贈られる 「OMOTENASHI Selection」の2018年度の受賞対象も展示し、日本の魂をあますことなく世界に発信する。
MATSURI JAPAN 2018
「MATSURI JAPAN 2018」では、怒涛の踊りパフォーマンスが繰り広げられる。
「高円寺の阿波踊り」「沖縄のエイサー」「鳥取の傘踊り」「福岡のひょっとこ踊り」「埼玉のよさこい」など全国各地のお祭りから「東京五輪音頭 -2020-」などが、2時間連続で踊り続けるお祭りイベント。
出典:八芳園
OMOTENASHI Selection 2018
当日は「OMOTENASHI Selection 2018」を受賞した100点を超える商品の展示も同時に開催。
「OMOTENASHI Selection」とは、受け手のことを思いやる心から生まれたこだわり技、伝統を継承しながらも現代に向けて改良を重ねる創意工夫の活動など、日本の魅力である“おもてなし”心あるれる商品・サービスを発掘・認定し、国内外に発信するプログラム。
日本全国の祭りと、屋台料理や縁日、そしておもなしの心にあふれた日本の技が光る商品の展示も楽しむことができる「MATSURI JAPAN 2018」が夏の終わりを鮮やかに彩る。
■MATSURI JAPAN 2018概要
- 日程/2018年8月23日(木)・24日(金)
- 時間/19時~21時(18時30分~受付・縁日スタート)
- 場所/八芳園バンケット・中庭(東京都港区白金台1-1-1)
- 料金/大人:¥7,000(税サ込) 小学生・中学生:¥3,500(税サ込) 未就学児:無料
- 内容/屋台料理食べ放題、ドリンク飲み放題(生ビール・ハイボール・ワイン・日本酒・ラムネなど)、縁日券1枚付(浴衣でご来園の方にはもう1枚プレゼント)
- 公式サイト(http://www.happo-en.com/event/matsuri_japan2018/)
八芳園とホテルの相互協力
八芳園には宿泊施設がなく、同じく結婚式場として有名な目黒雅叙園とはその点が異なっている。代わりに、八芳園のトラベルサロンより提携先の宿泊施設の案内を行なっている。
新郎新婦用のプランとしては、「グランドプリンスホテル高輪」、「ザ・プリンスパークタワー東京」が紹介されており、婚礼宿泊特別プランとして上記の2ホテルの他に、「シェラトン都ホテル」、「品川プリンスホテル」、「ザ・プリンス桜タワー東京」、「ホテルミッドイン目黒駅前」、「京急EXイン品川駅前」が紹介されおり、挙式前日や当日に特別料金での提供がされる。
また、八芳園は日本コンシェルジュ協会に加盟し、ホテルコンシェルジュと相互協力しながら八芳園コンシェルジュがゲストへのおもてなしを提供している。
八芳園コンシェルジュは、400年以上の歴史のある日本庭園や木々や花々、建築、茶室、八芳園で出来る様々な文化体験などを提案し案内している。
日本人にはこころのふるさとを。海外の方には日本の文化を
八芳園には、江戸時代初期、徳川家康の側臣の一人である、大久保彦左衛門の下屋敷であったと言われ、樹齢数百年の樹木や渡り鳥の姿等を見ることのできる、自然との調和を大切に守ってきた日本庭園がある。
「八芳園を世界中の人たちが集まる場所にすること」が八芳園のビジョンとなっており、「日本人にはこころのふるさとを。海外の方には日本の文化を。」を八芳園の発信する使命として掲げる。
「MATSURI JAPAN2018」の開催もそうした八芳園のビジョンや使命から発案された日本の夏祭り文化イベントと言えるだろう。
出典:八芳園
【関連記事】
「【夏祭りシーズン到来!④】土佐よさこい祭り、高知市客室在庫状況ー連載コラム」