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ヒルトンニセコビレッジ、新総支配人が就任

ヒルトンニセコビレッジ(北海道ニセコ町)は、2019年7月29日付けで、ファビオ・ベルト (Fabio Berto)氏が総支配人に就任したことを発表した。

同氏は、ヨーロッパを中心にホテリエのキャリアをスタートさせ経験を積んできた。スイス・サンモリッツのホテルの料飲部門に始まり、パリの老舗ラグジュアリーホテルのフロントをはじめとする宿泊部門を経て、ロンドンのインターナショナルブランドホテルでの経験を重ねた。

2003年にヒルトンでのキャリアをスタートさせ、以後ヒルトン・ロンドン・メトロポール 営業部長、後に約5年に渡り、西ロンドンヒルトンホテル クラスター営業推進部長を務めた。

2011年に祖国イタリアへ戻り、ヒルトングループ最上級ブランド ウォルドーフ・アストリアのホテル、ローマ・カバリエリ・ウォルドーフ・アストリア・リゾートで3年間営業推進部長としてその職責を全うした。

その後、2014年には、ベルトにとってアジアへの第一歩となる、中国のウォルドーフ・アストリア 上海・オン・ザ・バンドに異動、営業推進部長を5年間務め、2017年からはホテルマネジャーも兼務してきた。

ヒルトンニセコビレッジの総支配人就任にあたって、同氏は次のように述べた。
「この度のニセコへの就任は、私の人生における3つの目標― 1つ目はシティ以外のリゾートで働くこと、2つ目は日本に住み働くこと、そして3つ目は総支配人になること― を同時に叶えることにもなり、大変嬉しく思います。

休暇で日本を訪れたことはありますが、仕事をするのは初めてです。北海道はとても魅力的な場所であり、特にニセコは冬の極上パウダースノーで世界的に有名なだけでなく、過ごしやすい気候の夏のリゾート地としても国内やアジア圏のお客様に認知されており、1年を通じて楽しめるデスティネーションとして知られています。

これまでの海外での経験を活かしながら、ニセコはもちろん北海道の観光業界に貢献し、更に盛り立てていきたい。」

また、「日本の歴史や文化に興味があるので、日本の習慣を学び、各地を訪れ、地場の食文化を知り、日本の古武道“柔術”に挑戦するなど、様々な角度から日本への理解を深め溶け込んでいきたい」とも語っている。

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