サイトアイコン HotelBank (ホテルバンク)

エクスペディア、音声対応グーグル連携、旅行予約システム

エクスペディアは、音声でグーグルのスマートスピーカーに話しかけるだけで、ホテルなどの旅行予約ができるサービス「the Expedia Action for the Google Assistant(エクスペディア・アクション)」を提供開始した。英語で先行リリース、新たな商取引の拡大で国内市場のビジネスモデルに影響も。

出典:エクスペディア

エクスペディア・アクション、音声で旅行予約

同製品は、旅行者がハンズ・フリーでグーグルアシスタントに話しかけるだけで旅程を予約管理することができるもの。ホテルなどの旅行情報を探して予約や航空・宿泊予約のキャンセル、予約済みのフライト予約へのレンタカー追加、利用できるエクスペディアの会員ポイントの確認、今後の旅程の確認などができる。

手順としては、エクスペディアのアカウントを作成した後、サインインすることにより、グーグルのスマートスピーカーと連結できる。「Ok Google, talk to Expedia」と話しかけると、飛行機の出発時刻やホテルの予約、旅行情報、保有するポイントなどの確認が音声でできる。

エクスペディアは、同製品の導入が、旅行計画を顧客がより簡単にどこでもいつでも入手実施しやすくなるためのステップとなると期待しているという。

音声対応は現状英語のみ。

日本での導入、新たな商取引拡大で既存ビジネスにも変革か

スマートスピーカーの保有率や用途の拡大が急激に市場を広げており、今回の導入もその一環で、各社が開発と導入でしのぎを削っている。

日本よりもスマートスピーカーの保有率で先行する米国市場で先んじてリリースされたが、今後の日本での日本語でのサービス提供開始も時間の問題と思われ、注目が集まる。

日本では、グーグルやアマゾンなどがスマートスピーカーなどのIoT機器の販売、配送、設定、運用を一元的に行うようになり旅行・ホテル予約を含めた用途が拡大し、新たな商取引となると、既存の量販店、家電、住宅設備機器メーカーや旅行ビジネス、小売等の国内のビジネスモデルにも大きな影響を与える可能性が指摘されている。

【合わせて読みたい】

マリオットがアマゾン「アレクサ」を導入ースマートスピーカーホテル版「Alexa for Hospitality」

IHGが中国でAIによる「スマート・ルーム」の提供を開始ー中国の百度との提携で

AIチャットボット「hitTO」が「Google Home」と連携

アリババがホテル向けロボット導入、多方面利用拡大へ

日本初!ジェスチャーでテレビや照明を操作、2019年導入予定

サンシャインシティプリンスホテル、スマートライト導入

 

モバイルバージョンを終了