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森トラスト・マリオットのダブルブランドホテルが宮古島市伊良部島に11月21日開業

森トラストグループとマリオット・インターナショナルが沖縄県宮古島市伊良部島にホテル「イラフ SUI(スイ) ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」を11月21日に開業する。宮古島の宿泊施設展開状況、森トラストのホテル業績展開と合わせてレポートする。

森トラストとマリオットのダブルブランドホテル
「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」は、森トラストグループが2017年に設立した新ホテルブランド「翠 SUI」を冠した国内2軒目のホテルで、マリオット・インターナショナルの最上級カテゴリーブランド「ラグジュアリーコレクション」を誘致したダブルブランドホテルとして開業する。
「ラグジュアリーコレクション」は、マリオット・インターナショナルが全世界で展開する30のブランドの中でも「ザ・リッツ・カールトン」、「セントレジス」、「Wホテル」などとともに最上級のラグジュアリーカテゴリーに属するホテルブランド。
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伊良部島へは、東京を始めとする日本各地の空港からの直行便、または那覇空港経由便で宮古空港へ向かった後、宮古空港から車で伊良部大橋を渡り、約20分で移動が可能。
2019年春には、伊良部島に隣接する下地島に「下地島空港」の開業が予定されており、海外からのプライベートジェット離着陸を含む新たなゲートウェイとして期待されている。
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宮古島と伊良部島の間は伊良部大橋が2015年1月から開通し、移動が容易になった。
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計58室の客室(約46㎡~120㎡)には全室に五感で海と島を感じながら滞在できる広い屋外バルコニーやガーデンがあり、一部客室にはプライベートプールもつく。
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「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」の予定概要
所在地  沖縄県宮古島市伊良部字伊良部長底原818番5他(地番)
敷地面積 9,027.38㎡
延床面積 約5,500㎡
規模   地上4階 地下1階
付帯施設 レストラン、ビーチクラブ、フィットネス、スパ、プール 等
開業日  2018年11月21日
予約受付 未定(2018年夏を予定)
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宮古島ホテル出店状況
メトロエンジンリサーチによると、現在宮古島市には宿泊施設が254軒あり、宿泊部屋数で3,877室が提供されている。
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宮古島市宿泊施設の部屋数カテゴリー別
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上記のグラフの通り、リゾートホテルは軒数では23軒であるものの、いずれの施設も大規模であるため、提供している部屋数としては1,806となり、全体の半分近くを占める。宮古島市はビジネスホテルが1,130室とリゾートホテルを大きく下回っており、全国的には異例な割合でリゾートホテルが多いことがリゾートアイランドである宮古島の特徴と言える。
なお、その他の分類には、ゲストハウスなどの簡易宿所が含まれており、民泊物件は74室となっている。
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森トラスト好業績でホテル事業を拡大
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森トラストの2018年3月期の業績報告によると、森トラストの2017年度ホテル関係事業は、前年の2016年度に引き続き高稼働を維持し、2016 年 12 月に取得した「シ ェラトン沖縄サンマリーナリゾート」の通期稼働や、「軽井沢マリオットホテル」のリブランド後の通年稼動等により、337 億円の営業収益を計上し、6 期連続で増収となった。
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森トラストグループ連結業績
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森トラスト株式会社の親会社である株式会社森トラスト・ホールディングスは、2018 年1月に株式会社日本格付研究所より長期発行体格付「AA-」を取得した。
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同社は、本年6月には、(仮称)赤坂2丁目プロジェクトとしてホテルを含めた観光文化複合施設の開発石川県金沢市広岡にホテル開発のための土地の取得を相次ぎ発表している。
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同社は、2018年度のホテル関係事業において、リブランドを行った各地のマリオットホテルの通期稼動、および既存ホテルの ADR(平均客室単価)上昇、さらに「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」の開業等により、370 億円の営業収益を見込んでおり、好調な業績を背景に今後も積極的な新規出店で攻勢を続けていく。
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