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「KARIO SASAZUKA TERRACE(仮称)」2019年春開業

京王電鉄と京王不動産では、東京都渋谷区の京王笹塚ビルをリノベーションし、新名称「笹塚テラス」として11月29日(木)にオープン。施設の一部に新しい宿泊・滞在スタイルを提案する中長期滞在者向けの宿泊施設「KARIO SASAZUKA TERRACE(カリオ笹塚テラス)(仮称)」を2019年春に開業する。

KARIO SASAZUKA TERRACE(仮称)

同施設は、2017年2月に開業した「KARIO KAMATA(カリオ蒲田)」に続き、旺盛なインバウンド需要や多様化する宿泊・滞在ニーズに応え、自宅に居るような感覚で「暮らすように泊まる」「暮らすように滞在する」ことができる設備やサービスを備えた中長期滞在者向けの新たな宿泊空間を提供する施設。
また、同施設では、付帯施設として、地域交流ラウンジ「笹塚アキチ!」(地下1階)を合わせて設け、プロジェクションマッピングなどを通じて宿泊者と地域の人々との交流を促進、宿泊者同士の交流だけでなく、商店街や地域住民との交流の場、情報の相互発信の場として、利用者の満足度向上と地域消費の促進、街の活性化につなげる。

11月29日(木)に先行して開業する笹塚テラスの4−7階において同施設は来年春に開業する予定。

京王グループでは、今後も、KARIOシリーズの展開を進め、顧客の宿泊・滞在ニーズに応えることで、沿線のさらなる活性化を進めていきたい考え。

【同施設概要】

所在地:東京都渋谷区笹塚1丁目56番7

アクセス:京王線笹塚駅 徒歩1分

客室数:26室(1K(12室)・2LDK(14室)

出典:京王グループ

東京都渋谷区ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、渋谷区には宿泊施設が55、部屋数にして7,757が提供されている。

新規開業予定施設は3、部屋数にして612の増加を見込んでいる。

このほか、渋谷区には民泊物件も多く展開しており、718室が確認された。

同施設が開業する京王線笹塚駅周辺には、「ホテル ブーゲンビリア新宿」(105室)が営業しており、同ホテルの競合となりそうだが、他に大きな宿泊施設は展開しておらず、大都会渋谷の穴場での出店と言えそうだ。

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