アパグループは、「浅草」エリアにホテル開発用地を取得した。ホテル名は「(仮称)アパホテル〈浅草 雷門南〉」とし、客室数104室のホテルとして、2021年8月開業を目指す。台東区ホテル展開状況と合わせてお伝えする。
浅草駅徒歩3分、(仮称)アパホテル〈浅草 雷門南〉、104室
開発用地は、東京メトロ銀座線・都営浅草線「浅草」駅より徒歩3分、東武伊勢崎線「浅草」駅より徒歩6分、東京メトロ銀座線「田原町」駅より徒歩6分、つくばエクスプレス「浅草」駅より徒歩9分の、ビジネスや観光・レジャーに最適な立地となる。
出典:アパグループ
アパグループでは、「浅草」エリアで6棟目のホテル開発計画となり、本開発計画のある「雷門」周辺エリアは、年間3,000万人の参拝者が訪れる「浅草寺」があり、本堂まで続く仲見世通りには多くの商店が立ち並び、「浅草」観光の代表地であることや、「浅草」駅からも好アクセスで、インバウンドをはじめとした観光需要はもちろん、ビジネス需要の取り込みも期待でき、重点エリアとして積極的に用地選定を進めてきた。
先に運営中のアパホテル〈浅草 雷門〉(126室・2017年10月17日開業)が高稼働中であることなどから、「雷門」周辺エリアで2棟目の同開発用地取得に至ったという。
また、台東区内では、9棟・2,035室のアパホテルが運営中であり、建築・設計中含め、全12棟・2,741室を展開しており、台東区内のホテルでは保有棟数・客室数でトップとなる。今後も、ホテル運営・人員効率の向上を踏まえたドミナント戦略を積極的に行いながら用地を選定し、アパホテルネットワーク拡充を図っていくとのこと。
東京都台東区ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、台東区には宿泊施設が479、部屋数にして23,776室が提供されている。
新規開業予定は67施設、部屋数にして5,834室が新たに供給される見込み。
客室数トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
同区内ではアパホテルがすでに4施設がトップ10に入っており、「ドミナント戦略」を行なっている。
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