観光庁は、ユニバーサルツーリズムの普及促進を目指し、「バリアフリー旅行相談窓口の設置に向けた実証事業」を実施、事業の対象となる団体を選定。また、既存の観光案内所の運営団体に限らず、バリアフリー旅行相談窓口の運営が可能な既存の観光関連団体に応募対象を拡大し第2次募集を開始する。
初回は「鎌倉市観光協会」「ふくねこ」、二次は募集対象拡大
このたび、(第1次)選定団体となったのは、公益社団法人鎌倉市観光協会とタウンモビリティステーションふくねこ(特定非営利活動法人福祉住環境ネットワークこうち(愛称:ふくねこ)(高知県高知市))の二つ。
外部の有識者委員会の審査の結果により事業の対象となる団体を選定した。
また、観光庁は第2次募集として、明日8月27日(火)から9月10日(火)まで、外国人障害者向けのバリアフリー旅行相談窓口開設を予定している観光関連団体を募集。
選定された団体にはバリアフリー旅行相談窓口の開設に向けた準備費用の一部を負担する(1件あたり50~100万円程度(税込))。
募集主体となる「インバウンド対応が可能な公益性の高い既存の観光関連団体」に関して、第2次募集では、初回募集において応募対象としていた既存の観光案内所の運営団体に限らず、バリアフリー旅行相談窓口の運営が可能な既存の観光関連団体に応募対象を拡大した。
項目は以下の通り。
・外国人障害者の受入に向けた人材育成に係る費用
・地域の宿泊施設のバリアフリー調査に係る費用
・多言語による宿泊施設のバリアフリー情報発信のためのツール作成に係る費用
・その他
外部の有識者による審査を経て、9月中に選定団体を決定する。
応募要項等詳細は公式サイト参照のこと。
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