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日本旅館協会東京とベンチャー企業が旅館を訪日観光拠点に

日本旅館協会東京都支部、インバウンド旅行者向けのプライベートツアーサービスのotomo、ソーシャルメディア上で認知、好意形成を行うスパイスボックスは、訪日旅行者と地域をつなぐ観光の拠点として「旅館」を活用し、日本の旅館ブランドの魅力を海外に向けて発信するプロジェクトを始動する。

旅館の周辺を回遊するツアー造成、インフルエンサー活用

日本旅館協会東京都支部には47軒の旅館・ホテルが所属。地域に根差した特色ある施設が多くあり、宿泊客は伝統的な日本のライフスタイルを体験することができる。

日本文化の一つである旅館の特色ある魅力を伝え、「旅館」ブランドを世界へ発信するため、2017年から日本旅館協会東京都支部と株式会社スパイスボックスは東京旅館ブランディングプロジェクト「#TIMELESS_RYOKAN in TOKYO」を行っている。

3年目となる2019年は、旅館をインバウンド旅行者と地域をつなぐ観光の拠点として活用することにより、旅行者によりよい旅行体験を提供しつつ、旅館やその周辺地域の魅力を伝えられると考え、インバウンド旅行者向けにプライベートツアーサービスを運営するotomo株式会社と連携し、さまざまな取り組みを連携して実施する。

プロジェクトにおける主な取り組みは以下の通り。

・旅館・ホテルの周辺地域を周遊するオリジナルツアープランの造成

・外国人インフルエンサーによる海外プロモーション

・旅館・ホテルの宿泊するインバウンド旅行者に対するツアーサービスの提供

・旅館・ホテルでの「インバウンドガイド講座」の開催

11月に4回にわたり各回25名にてかどやホテル(西新宿)で無料開催を予定するインバウンドガイド講座では、地域におけるガイド人材の育成を行う。

また今後、旅館の周辺地域におけるツアープランを造成して、宿泊客による地域の観光周遊を促すなど、さまざまな取り組みを行うという。

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