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一般社団法人インバウンドガイド協会が発足

地域観光の担い手となる外国語ガイドの人材を広く育成し、ガイドのサービス品質向上を推進するため、新たに「一般社団法人 インバウンドガイド協会」がこのほど設立された。

地域観光の外国語ガイドの人材育成とサービス品質向上

近年、訪日外国人旅行者が毎年増加し、2018年には3,100万人超もの旅行者が日本を訪れている。

また、旅行者数の増加とともに、旅行者のニーズも多様化。これまで外国語による有償でのガイド業務は国家資格が必要とされていたが、ガイドの量的な不足や多様化するニーズに対応すべく、2018年1月の改正通訳案内士法の施行により規制が緩和され、資格を保有する必要なく従事できるようになった。

このような背景のもと、国内各地、特に地方部におけるガイドの人材育成やガイドサービスの品質向上への取り組みが急務であると考え、企業や自治体が幅広く連携する形で同協会が設立された。

同協会はガイド人材の育成を通じ、訪日外国人旅行者の受入れ態勢整備と地域観光の振興を通じた地方創生の実現に取り組む。

同協会では、有償・無償や全国・地域通訳案内士資格の有無を問わず、外国語による訪日外国人旅行者向けのガイド業務に従事する方を「インバウンドガイド」と呼称しているという。

現在、複数の通訳案内業に係る協会が存在しているが多くが全国通訳案内士の国家資格取得を会員の条件としている。

【同協会 概要】

名称:一般社団法人 インバウンドガイド協会(Inbound Tourism Guide Association)
所在地:東京都文京区本郷3-13-3 三富ビル3階
理事長:見並 陽一(公益社団法人日本観光振興協会 前理事長)
設立:2019年7月
役員:

会長 久保 成人(公益社団法人日本観光振興協会 理事長/元観光庁長官)
副会長 塩尻 孝二郎(元外務省官房長・欧州連合代表部大使)
副会長 ポール・クリスティ(WALK JAPAN代表/内閣府クールジャパン・アンバサダー)
副会長 ランデル洋子(NPO法人 GICSS研究会理事長・全国通訳案内士)
理事長 見並 陽一(公益社団法人日本観光振興協会 前理事長)
専務理事 小川 正人(株式会社ANA総合研究所 取締役会長)
専務理事 吉川 健一(株式会社ブリックス 代表取締役社長)
専務理事 坪井 泰博(株式会社JTB 執行役員 訪日インバウンドビジネス推進部長)
理事 國島 芳明(岐阜県高山市長)
理事・事務局長 平塚 雄輝(otomo株式会社 代表取締役CEO)

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