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観光庁、8月宿泊者数5,616万人泊、前年同月比-1.1%

本日10月31日に観光庁は、宿泊旅行統計調査の2018年8月の調査結果を取りまとめた。8月の延べ宿泊者数(全体)は、5,616万人泊で、前年同月比-1.1%。8月の客室稼働率は全体で69.4%と前年同月比+0.7%。外国人宿泊者数は過去最高、施設タイプ別では5府県で9割超えを記録した。

8月延べ宿泊者数は前年同月比微減、外国人宿泊者数過去最高

観光庁の同調査によると、2018年8月の延べ宿泊者数(全体)は、5,616万人泊で、前年同月比-1.1%であった。また、9月の延べ宿泊者数(全体)は速報値ながら、4,320万人泊で、前年同月比+2.5%となった。
日本人延べ宿泊者数は、8月は、前年同月比-3.3%。外国人延べ宿泊者数は、8月は、774万人泊、前年同月比+15.0%で、8月としては調査開始以来の最高値となった。

出典:宿泊旅行統計調査

客室稼働率は69.4%で微増、旅館が5割を上回る、シティホテル減少

客室稼働率は全体で69.4%となり、前年同月比で+0.7%となり、特に旅館は50.7%と同+1.6%で50%台を上回った。他方でシティホテルのみは、同-2.3%の82.1%と依然として高稼働ながら前年同月を下回った形となった。

出典:宿泊旅行統計調査

稼働率トップは東京、タイプ別5府県で9割超えを記録

全体の稼働率では、東京都が80.7%と全国で最も高い値となり、2位は大阪府(79.9%)、3位は北海道(77.5%)、4位は沖縄(76.5%)、5位は愛知県(76.2%)となった。

突出した特徴を示した県としては、福井県が全体は63.3%で27位となったが、ビジネスホテルは93.4%で施設タイプ別の稼働率でトップとなり、福井県内のビジネスホテルの不足傾向を示した。

そのほか、北海道のシティホテル(90.3%)、千葉県のリゾートホテル(90.4%)、神奈川県のシティホテル(91.8%)、大阪府のリゾートホテル(96.2%)でいずれも90%を超える驚異的な稼働率を示し、超満室となった。

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