ジャパン・ホテル・リート投資法人は2020年3月度におけるホテルの運営状況につき、変動賃料等導入20ホテル合計の月次売上高並びにホテル宿泊部門の客室稼働率、ADR及びRevPARを発表した。
概要は以下の通り。
出典:JHR
同投資法人が保有するホテルについては、諸外国からの日本への渡航制限の影響による訪日外国人の減少に加え、全国的なイベントの自粛や大型テーマパークの営業中止の影響を大きく受け、結果として、変動賃料等導入20ホテル合計の3月度のRevPARは前年同月比70.8%の減少となった。
その後、4月に入り政府の緊急事態宣言が発令され、各ホテルにおいて3月と比較しても更に大きな影響を受けており、4月度のRevPARは前年同月比90%程度減少する可能性が見込まれるという。
対象の変動賃料等導入20ホテル:イビス東京新宿、イビススタイルズ京都ステーション、イビススタイルズ札幌、メルキュールホテル札幌、メルキュールホテル沖縄那覇、メルキュールホテル横須賀、ザ・ビー池袋、ザ・ビー八王子、ザ・ビー博多、ザ・ビー水道橋、神戸メリケンパークオリエンタルホテル、オリエンタルホテル東京ベイ、ホテル日航アリビラ、オリエンタルホテル広島、オキナワマリオットリゾート&スパ、アクティブインターシティ広島(シェラトングランドホテル広島)、ホリデイ・イン大阪難波、ヒルトン成田、インターナショナルガーデンホテル成田及びホテル日航奈良。
このような厳しい状況の中、上記20ホテルのうち7ホテルについては4月以降、一部臨時休館を実施している。
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