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2024年3月最新!広島市の新規開業施設を徹底解説

広島市の新規開業施設分布

メトロエンジンリサーチによると、広島市の新規開業施設の分布は以下の通り。

出典:メトロエンジンリサーチ

出典:メトロエンジンリサーチ

広島市の新規開業施設のキーワードは「広島駅の開発」

広島駅では、広島・瀬戸内の玄関口にふさわしい、新たな賑わいや交流を創出する施設を目指し、商業・ホテル・駐車場の整備が進められている。特に、駅ビル2階の路面電車が進入する空間は、広島駅中央口改札や新幹線口改札から段差なくフラットに繋がり、駅と商業施設が一体となった空間が創出される予定だ。

メトロエンジンリサーチによると、2027年1月1日までに5施設の開業が予定されているが、その内4施設が広島駅周辺での開業を予定、アパホテル・3施設、JR西日本ホテルズ・1施設となっている。

施設名

部屋数(推定) 竣工
開業予定日

アパホテル&リゾート
〈広島駅前タワー〉

600 2026年3月31日

ホテルグランヴィア広島サウスゲート

380 2025年4月1日

アパホテル〈広島駅新幹線口〉

294 2024年7月1日

アパホテル〈広島駅前スタジアム口〉

242 2024年9月30日

(仮称)広島朝日ビル跡地ビル

集計中 2027年1月1日

出典:メトロエンジンリサーチ

広島市の新規開業施設を一部紹介

アパホテル&リゾート〈広島駅前タワー〉

「アパホテル & リゾート〈広島駅前タワー〉は、地上30階、600室の大規模なタワーホテル。広島駅周辺では最大規模、スイートルームやバリアフリールーム等、バリエーション豊富な客室タイプを設けると共に、隣り合うシングルルーム同士を必要に応じて繋げて利用できる「シングル – シングルコネクトツインルーム」を標準とすることで、平日のビジネス、週末の観光・インバウンドなどの多様な需要に対しての柔軟な受け入れを目指している。

 

ホテルグランヴィア広島サウスゲート

「ホテルグランヴィア広島サウスゲート」は、、「瀬戸内の玄関口」をコンセプトとした地上20階、380室のシティーホテル。瀬戸内の穏やかな気候と「しまなみ・やまなみ」の風景を光のつながりで表現したロビーや、瀬戸内を感じるアート、地域の旬な食材を活かした食事が楽しめるレストランなど、瀬戸内の魅力を体験できる施設として、2025年春に開業予定となっている。

 

(仮称)広島朝日ビル跡地ビル

(仮称)広島朝日ビル跡地ビルは、広島市中区の相生通りに面する朝日会館跡地、北側の市営基町駐車場一帯で検討されている再開発プロジェクト。北西側に隣接する中国電力基町ビルまでを含めた約10,000平方メートルの区域に、オフィス・ホテル等で構成される地上31階、高さ約160mの高層ビルの建設する予定となっており、2027年1月1日の開業を目指している。

広島駅が開発される背景

中国・四国地方最大の都市で、政令指定都市でもある広島市。広島平和祈念資料館や原爆ドームなど、歴史にまつわる観光地として有名な広島市へ陸路で移動する場合に利用されるのが広島駅だ。

広島駅の駅ビル開発の背景には、広島市が打ち出した駅南口周辺の整備方針がある。対象エリアは、広島駅の周辺と紙屋町・八丁堀エリアとなっており、繁華街として認知されるこのエリアを「都心の核」と位置づけることで、都市機能の集積を図り、両エリアが相互に高め合う「楕円形の都心づくり」を進めている。

広島駅の周辺では、駅ビルの建て替えに始まり、Jリーグに所属する「サンフレッチェ広島」が、来年からホームスタジアムとする予定の新スタジアムの建設や広島城の整備など、開発事業が目白押しの状態。現在でも、国内外から観光客が集まる広島市だが、より便利に、より賑やかに生まれ変わっていくことで、今後さらに活気づいていくことが期待されている。

 

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