オレンジ・アンド・パートナーズとAirbnb Japanは、“ホテル機能”と“民泊運用型賃貸マンション”を兼ね備えた「ハイブリッド型レジデンス」、及びリゾート地等における「民泊運用型セカンドハウス」を共同プロデュースするパートナーシップを締結した。
旅と暮らしをシームレスにする新しいライフスタイルを提案
オレンジ・アンド・パートナーズは、Airbnbにリスティングする民泊運用型集合住宅やセカンドハウスのプロデュースを行う日本初の公式プロデュース企業・公式パートナーとなり、両社で共同プロデュースする不動産物件は指定のロゴマークの標示でブランディングしていくという。
尚、このロゴマークを冠する物件の第1弾は、オレンジ独自のブランド「Good Life & Travel(仮称)」として2021年秋、福岡にて開業予定で、Airbnbのみで予約が可能となる。
急速に働き方・暮らし方の選択肢が拡がる中、「旅・出張」と「暮らし・生活」の垣根は益々なくなって来ている。普段働く都市部と週末を過ごす郊外との二拠点居住や、多動的に活躍するビジネスパーソンの複数拠点化等、ライフスタイルにあった居住形態のニーズが高まる中、自分が利用しない時のみ民泊として貸し出し、手軽にデュアルライフを手に入れながら「経済的メリット」と「暮らしの豊かさ」を両立させる。それを実現するために、気軽にワンアプリでAirbnbでの貸出し管理ができるシステムや運用サポート体制を実装した、新しいレジデンス業態を開発予定とのこと。
「旅するように暮らす」4つの提供価値キーワード:
1: Minimal rich (ミニマルリッチ)モノをシェアしてメリハリある暮らし
2: Time well spent (タイムウェルスペント)住みたい時に住み、貸したい時に貸す有意義な暮らし
3: Terroir (テロワール)その土地に根付いた食や文化を楽しむ暮らし
4: Serendipity (セレンディピティ)出会いの偶然性をデザインし刺激し合う暮らし
これら4つのコンセプトキーワードからレジデンスの環境デザインを行う。コミュニティハブとなる共有スペースやホスト・ゲスト両方にとって快適性の高い専有スペース(客室)、ローカルの体験価値を最大化する演出や仕掛けなど、オレンジがこれまで培ってきた地域活性やブランディングノウハウを活かして新しい暮らし方を提案していくという。
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