科学的アプローチで「最高の眠り」を追求するスーパーホテルが、ブレインスリープ監修のもと新たな「ぐっすり」体験を提供する。11月1日より、スーパーホテルPremier東京駅八重洲中央口に登場したコンセプトルームは、同社が20年以上にわたり研究してきた睡眠環境づくりをさらに進化させたものだ。
客室の45％を天然木で仕上げ、木の香りと質感が深い眠りを誘うほか、スマホ断ちを促すワイヤレス充電や、朝日を再現するウェイクアップライトも導入。さらに、『スタンフォード式 最高の睡眠』で知られる西野精治教授が監修した「ブレインスリープ ピロー」を備え、脳が休まる上質な睡眠を実現する。科学と環境デザインを融合し、より良い睡眠体験を追求した客室となっている。
本記事では、今回のコンセプトルームを企画した経緯やこだわりなどについて、スーパーホテルに取材した。
▷スーパーホテルPremier東京駅八重洲中央口 公式HP：https://www.superhotel.co.jp/s_hotels/yaesu/
―――「科学的根拠に基づく睡眠環境づくり」を20年以上続けてこられたスーパーホテルさんが、今回あらためて“睡眠”をテーマに進化させようと思われた背景には、どのような課題意識や時代の変化があったのでしょうか。
お客様がホテルで過ごされる時間の大部分は、睡眠に充てられます。
そこで弊社では創業当初より、お客様にぐっすり眠って翌日元気にご出発いただき、活力ある社会活動・経済活動を応援することがホテルの一番の使命だと考え、睡眠環境の向上を追求してまいりました。
コロナ禍を経て人々のライフスタイルの変化やデジタル化が進む中、お客様の「睡眠」への関心はより一層高まっています。
だからこそ、20年以上前から睡眠にこだわってきた弊社が、その知見をさらに発展させ、お客様の高まるニーズに応えていく必要があると感じました。
―――ブレインスリープ社との協働を通じて、従来の取り組みから特に進化した点や、新たに生まれた視点があれば教えてください。
ブレインスリープ社との協働は、弊社がホテル運営を通じて長年培ってきた睡眠へのこだわりと「最先端の睡眠科学」が融合した点が最大の成果です。
特に、新たな視点として取り入れたのは「客室に入ってから眠りにつき、起床するまでの時間」全体をデザインするという考え方です。
自然な「スマホ断ち」を促す設計や、光刺激による心地よい目覚めのサポートなど、科学的根拠に基づいたアプローチで、お客様の睡眠サイクル全体を最適化します。
―――コンセプトルームには木質空間や照明、枕など多くのこだわりが盛り込まれていますが、その中でも特に注目してほしいポイント、こだわり抜いた点を挙げるとすればどこでしょうか。
特にこだわり抜いたのは、「客室の45%を木質化」した点です。
天然木の香りがリラックス効果を最大化し、木材の断熱・調湿作用が、まるで「森の中で眠る」ような快適な睡眠体験を提供します。
また、今回の木質化には、世界農業遺産「高千穂郷・椎葉山地域」の一部であり、弊社と地方創生事業に関する協定を結んでいる宮崎県諸塚村産の杉を使用しています。
お客様に上質な睡眠環境をお届けすると同時に、地方創生や持続可能な農林業の支援にも貢献できる、意義深い取り組みとなっています。
―――今回のコンセプトルームで実現した「眠りの体験」を、お客様にどのように感じ取ってもらいたいと考えておられますか。
私共がお客様に提供したいのは、「翌朝、生まれ変わったような感覚」です。
ぐっすり眠ることで心身の回復を感じていただき、翌日の商談や観光への活力を高めていただきたいと考えております。
―――今後、この「ぐっすり」コンセプトをどのように広げ、スーパーホテル全体のブランドとして発展させていきたいとお考えですか。
今回のコンセプトルームは先行モデルとして導入しました。ここでいただいたお客様からのお声も踏まえ、今後も睡眠へのこだわりを深めてまいります。
そして、お客様がスーパーホテルに宿泊いただき、質の高い睡眠を体験していただくことが、日常生活における睡眠や健康への意識を高めるきっかけになれば幸いです。
スーパーホテルはこれからも、宿泊を通じてお客様の健康をサポートし、ひいては地域社会や経済の発展を応援するホテルとして邁進してまいります。
■コンセプトルーム概要
■店舗概要
店舗名 ：スーパーホテルPremier東京駅八重洲中央口
所在地 ：東京都中央区八重洲２丁目2-7
アクセス：東京駅八重洲中央口より徒歩3分
公式HP：https://www.superhotel.co.jp/s_hotels/yaesu/