シェラトン都ホテル東京(所在地:東京都港区白金台1-1-50)は、8階全客室を改装し、2025年3月25日(火)にリニューアルオープンした。
新しいプレミアムフロアでは、すべてのバスルームに洗い場を設け、快適でゆったりとしたバスタイムを提供。さらに、2室を1室に統合した広さ60㎡以上のジュニアスイートを4室新設している。デザインは「翠(すい)」をテーマに庭園の木漏れ日や水景の表情をイメージ。華やかさと落ち着きを兼ね備えた上質な和モダンの空間を創り上げたとのこと。
本記事では、今回の8階フロアリニューアルの経緯やこだわりなどについて、シェラトン都ホテル東京に取材を行った。
▷ 公式サイト:https://www.miyakohotels.ne.jp/tokyo/
―――今回8階を「プレミアムフロア翠」としてリニューアルするに至った背景や目的を教えてください。
お客様から「より快適な客室へ」というご要望が高まり、それに応える形で、既存の「コンフォートフロア」から「プレミアムフロア」への転換を実施しました。
主な改装ポイントとしては、個別空調、洗い場付きの浴室を設置し、バスルームとトイレを分離することで、より快適な空間をご提供できるようにしました。
―――「翠」をテーマにしたデザインのこだわりについてお聞かせください。庭園の木漏れ日や水景の表情をどのように表現しているのでしょうか?
藤山愛一郎邸宅時代から継承されている日本庭園にインスピレーションを受け、「翠色(すいしょく)」をキーカラーとして採用しました。
庭園の緑や泉、また当ホテル1階に位置するロビーラウンジ バンブーの水盤に浮かぶ波紋などをアートやテキスタイルのデザインに反映しています。
さらに、和モダンの要素として、ぼんぼり風の照明や障子を取り入れ、日本の伝統的な雰囲気を演出しています。
―――プレミアムフロア翠のターゲット層について教えてください。どのような宿泊客を想定し、どのような滞在シーンを想定していますか?
より快適性を求めるお客様や、初めて訪れる海外からのゲストを主なターゲットとして想定しています。
世界的なブランドである「シェラトン」と、京都発祥の「都ホテル」のWブランドである「シェラトン都ホテル東京」らしさを感じていただける空間を目指し、都会にいることを忘れ、何度も泊まりたくなるような落ち着きのある心地よい客室になりました。
―――ジュニアスイートを新設された理由や背景を教えてください。
広い客室や快適な空間を求めるニーズの高まりに対応するため、新たにジュニアスイートを設置しました。
―――最後に、今回のプレミアムフロア翠(すい)の導入を踏まえて、シェラトン都ホテル東京の今後の展開や意気込みを教えてください
「都ホテル」らしさを感じられる快適性と居住性の高さを重視し、和のテイストを大切にしながら、デザインやテクスチャーなど細部までこだわりを持って改装を実施いたしました。
今後もお客様に快適にご滞在いただけるようなホテルであり続けたいと考えております。
■改装フロア/客室
8階(42室)「プレミアムフロア翠(すい)」
・ジュニアスイート(65㎡/62㎡) 4室 《新設》
・ラグジュアリールーム(40㎡) 2室
・デラックスルーム(36㎡)20室
・スーペリアルーム(30㎡)16室
■ホテル概要
所在地:東京都港区白金台1-1-50
チェックイン:15:00
チェックアウト:12:00
総部屋数467室
アクセス:
・東京メトロ・都営地下鉄「白金台」駅より徒歩約4分
・JR目黒駅東口より無料ホテルバスを15分間隔で運行(所要時間 約5分)
駐車場:あり
公式サイト:https://www.miyakohotels.ne.jp/tokyo/