パークホテル東京は、一般社団法人障がい者自立推進機構に所属するパラリンアートアーティストとのコラボレーション第2弾として、最新の「アーティストルーム 伝統模様」の販売を10月3日(木)より開始した。
同プロジェクトは、SDGs活動の一環として、障がい者アーティストの活動の場を創出し、自立支援を目指している。今回のアーティストルームは、石川県在住のアーティストKOTO氏が手掛け、日本の伝統模様をテーマにした独自のアート空間となっている。
本記事では、「アーティストルーム 伝統模様」について、パークホテル東京に取材を行った。
▷ 公式サイト:https://parkhoteltokyo.com/ja/
――― まず、アーティストルームを企画された経緯を教えてください
東日本大震災のあと、海外からのお客様が激減する中、他のホテルとの差別化を図るため、2012年にアーティストルームをスタートしました。
コンセプトは「日本の美意識が体感できる時空間」です。当初はパブリックスペースや客室内での期間限定アート展示に留まっていましたが、よりインパクトを持たせるために壁に直接描くアイデアが生まれました。
現在は31階フロア全室がアーティストルームとなり、34階の客室制作も進行中です。
――― これまでアーティストルームを利用された方からの評判はいかがでしょうか
お客様からは「ユニークで忘れられない」「記念日の思い出として持ち帰れる」「自分の部屋のように感じる」といった高評価をいただいています。
2017年には第3回ジャパン・ツーリズム・アワードで『領域優秀賞』を受賞し、審査員からは「Exciting Impact」とのコメントをいただきました。
海外のリピーターのお客様からは「My Room」と親しんでいただいています。
――― アーティストルーム「伝統模様」を制作されたKOTO氏に、どのような経緯で依頼することになったのでしょうか
KOTOさんは一般社団法人障がい者自立推進機構(パラリンアート)所属のアーティストで、パラリンアートさんとのコラボレーションは2室目となります。
パラリンアートさんとの世界大会のサポートや展示会などでの連携を通じて、コラボレーションの中でご紹介いただきました。
――― アーティストルーム「伝統模様」の注目してほしいポイントや、おすすめの過ごし方を教えてください
KOTOさんは3418号室の景色を見て「模様のようだ」と感じ、部屋を選びました。外の景色とマッチしているので、ぜひ一緒に楽しんでください。
また、29階と32階にはパラリンアートの受賞作品が展示されていますので、「伝統模様」にお泊りの際はぜひそちらもご覧ください。
――― 最後にアーティストルームの今後の展開について教えてください
4階の4室が現在制作中です。
数名のアーティストと打ち合わせを進めており、さらなるアーティストルームの展開を計画しています。
今後もご注目いただけますと幸いです。
■42室目のアーティストルーム「伝統模様」概要
制作者:KOTO
部屋の制作テーマ:伝統模様
制作期間:2024年8月19日から2024年9月16日まで
部屋番号:34階 3418号室 アーティストルームクイーン
価格:1室2名様定価 75,000円(税金・サービス料含む)※価格は変動制
販売方法:公式ホームページ、各種オンライン予約サイト または お電話にて
協力:一般社団法人障がい者自立推進機構(パラリンアート)
■「パークホテル東京」概要
所在地:東京都港区東新橋1-7-1 汐留メディアタワー25階
TEL:03-6252-1111
チェックイン/チェックアウト:15:00/11:00
総部屋数:268室
アクセス:
・都営大江戸線「汐留」駅直結
・ゆりかもめ「汐留」駅から徒歩1分
・JR「新橋」駅から徒歩7分
駐車場:あり
公式サイト:https://parkhoteltokyo.com/ja/