8月12日(日)-15日(水)開催される徳島の阿波踊り。同期間と今夏の徳島のホテルの客室在庫状況をレポートする。
徳島市客室在庫状況
メトロエンジンリサーチによると、徳島市では現在宿泊施設が76、客室3,445が提供されている。
阿波踊りが開催される徳島市における、今夏の客室在庫状況は以下の通りである。
出典:メトロエンジンリサーチ
上記のグラフの通り、阿波踊り開催期間(8月12日(日)-15日(水))は客室在庫が底を付いた状況となっている。
今夏、平日の客室稼働率は80%程度で、土日は同祭り期間以外でも客室在庫はほとんどない状況となっている。
周辺の都市の客室在庫も少なく
阿波踊り期間の客室在庫の減少は、他市にも及んでいる。徳島市の会場から南に20キロほど離れた阿南市の客室在庫状況が以下である。阿南市では現在、宿泊施設が41、客室数にして819が提供されている。
出典:メトロエンジンリサーチ
上記のグラフの通り、阿南市も土日に客室在庫が減少しているが、特に阿波踊り期間には客室の在庫が底を付いており、徳島市のホテル不足により阿南市に宿泊して会場に向かう参加者も多いことがわかる。
「踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損々」の囃子で有名な阿波踊りには毎年100万人を超える観光客が詰めかける。近年では外国人観光客も増え、飛び入り参加の「にわか連」に加わり、祭りを楽しむ外国人も増えてきている。
出典:徳島市
出典:徳島市
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