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しずおか観光活性化ファンド、コナリゾートへ投資実行

地域経済活性化支援機構のファンド運営子会社であるREVICキャピタルが、静岡キャピタルと共同運営する「しずおか観光活性化ファンド」は、サイクリスト向け宿泊施設を開業するコナリゾートへの投資を実行した。

サイクル・ツーリズムの拠点として廃業旅館を改装

サイクルツーリズムを強く推進している静岡県は2020年の東京オリンピック・パラリンピックの自転車競技開催地であり、トラック・レースは伊豆ベロドロームで、マウンテンバイクは伊豆マウンテンバイクコースでそれぞれ開催される。

こうした状況を受けて、コナリゾートはサイクルツーリズムの新たな拠点となるべく本年3月25日に伊豆の国市の古奈地区にある廃業旅館を改装した、サイクリスト向け宿泊施設「コナステイ伊豆長岡」を開業する。

廃業旅館の厨房を自転車のショールーム兼整備スペースに、宴会場をドミトリー(相部屋の格安宿泊施設)に改修する等、新しいコンセプトのサイクリスト向け施設に改装していく。

サイクリストをターゲットにした新コンセプトの宿泊施設により観光需要を開拓することは、同ファンドの趣旨と意義に合致すると判断し、投資を決定・実行した。

また、同件に対しては、同ファンドの第2号投資案件として静岡県内の旅館等に対する経営支援を目的に2016年5月に設立した「しずおか観光ソリューションズ」が、コナリゾートの少数株主として経営に参画し、同ファンドとともにコナリゾートを支援する。

同ファンドは、今後も地域金融機関と協力しながら、静岡県を中心とする地域を対象に、観光産業の発展に資する事業活動を行う地域の中堅・中小等の事業者を、より一層支援していく考え。

なお、同件は三島信用金庫の融資と協調した投資となる。

出典:地域経済活性化支援機構

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