会員制リゾート事業とホテル・旅館運営再生事業を担う「株式会社リロバケーションズ」が進める「本気で実行SDGsプロジェクト」の一部として、地域共生と食品ロス削減に向けた新たな試みとして、田植えプロジェクトが始まった。2023年6月中旬に、社員が神奈川県内で田植え体験を行い、その収穫は9月に予定されている。収穫したお米は、同社が運営する箱根の施設で提供される予定だ。
田植え体験が行われた場所は、神奈川県伊勢原市の和田ファームで、この場所は箱根の施設から近い位置にある。和田ファームは、江戸時代から先祖代々200年間、農業を続けてきた地元の農家である。栽培しているお米は、特Aランクの「はるみ米」で、その品質は皇室へ献上するほどのものだ。
今回の田植え体験を通じて、リロバケーションズの社員たちは、食の大切さを学び、食品ロス削減への意識を高めるとともに、地域との新たなつながりを築くことができる。また、栽培したお米を実際に客へ提供することで、地域活性化にも寄与していくという。
株式会社リロバケーションズは、これからもサスティナブルな世界の実現を目指し、さまざまな取り組みを推進していく予定だ。その一部として、廃棄物ゼロ、エネルギーのクリーン化、飢餓ゼロ、プラスチック使用率の削減、食品ロスの削減などの目標を掲げている。また、社員の雇用や健康を守ること、地域との共生も重視している。