日本の夏は祭りなしには語れない。関東三大祭りの一つにも数えられる佐原の大祭は、7月中旬に開催される夏祭りと10月中旬に開催される秋祭りからなる。八坂神社の祭礼である夏祭りは、本宿地区を10台の山車が曳き廻され、勇壮にして華やかな曲曳き「のの字廻し」などが披露される。
江戸優り・佐原の粋、勇壮豪華な山車10台が市内を練り歩く
出典:香取市
利根川の水運で江戸以上に繁栄した土地柄は「江戸優り」と呼ばれる。佐原の中心部「忠敬橋」では日本初の実測地図を完成させた郷土の偉人「伊能忠敬」ゆかりの橋で、川沿いや道路沿いに古い建築が立ち並ぶ、魅力的な町並みは小江戸と呼ばれている。
佐原の大祭では佐原囃子の音を町中に響かせながら、10台以上の山車が曳き廻される。
佐原の大祭は、ユネスコ無形文化遺産、国指定重要無形民俗文化財となっている。
開催場所の千葉県香取市佐原本宿地区には、東で東関東自動車道 佐原香取ICから10分、大栄ICから20分、電車ではJR成田線「佐原」駅徒歩約10分。
出典:香取市
千葉県香取市ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、香取市には宿泊施設が22、部屋数にして506室となっている。
客室数トップ5は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
人口7.6万人の香取市へ、佐原の大祭の来場者数(夏)は36.8万人にのぼるが、宿泊施設が多数展開する成田市に隣接していることから、成田空港近辺のホテルに宿泊する来場者も多い模様だ。
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