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日本ホテル、食品ロス削減の取り組み「mottECO(モッテコ)」を9ホテルで開始

日本ホテル株式会社(豊島区西池袋)は、食品ロス削減の取り組みとして「mottECO(モッテコ)」を東京ステーションホテルなど9ホテルで4月1日から始める。

mottECO(モッテコ)とは、食べ残しを持ち帰る容器の名称。環境省は消費者と飲食店の相互理解のもとで、飲食店等における食べ残しの持ち帰りをより身近な文化として広めることを目的とした「NEW ドギーバッグアイデアコンテスト」を開催。そのネーミングの部で大賞を受賞したのがmottECO(モッテコ)で、「もっとエコ」「持って帰ろう」というメッセージが込められているという。

環境省の食品ロスポータルサイトによると、食べられるにもかかわらず廃棄される「食品ロス」は日本国内だけで年間570万トン。食べ残しによる廃棄を減らすため、日本ホテルでは「mottECO(モッテコ)」を2022年4月1日(金)から、東京ステーションホテル、メズム東京、メトロポリタンホテルズ(7ホテル)の計9ホテルで始める。

同社はこれまでにも、「3010運動(会食や宴会時に、最初の30分と最後の10分は自分の席で食事をし、食べ残しを減らす運動)」などを実施。新しい取り組みの「mottECO(モッテコ)」では、ホテルのレストランや宴会場の利用客が料理を食べきれなかったときに、希望があれば、環境に配慮した認証紙製の容器を渡す。食べ残しを客自身の責任で持ち帰ることで、食品ロスの削減を推進させたい考えだ。

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