ホテルニューツカモトは9月29日に東京地裁より特別清算手続開始決定を受けた。
当社が運営していたのはJR京葉線千葉みなと駅前にあるビジネスホテル。客室134室と婚礼・宴会用設備を備えたホテルで地元の一般個人や法人を中心に人気を集め、平成28年3月期売上高は3億0,700万円を計上していた。
ビジネス・観光客を主眼とした事業を展開していたが、大手ホテルチェーンの進出や婚礼、宴会などの需要縮小に伴い業績が低迷。さらに近年はインバウンド需要が一段落し、経営は足踏み状態となる厳しい財務状況が続いていた。
今年に入ると新型コロナウイルスの感染拡大によって宿泊客が激減し、6月30日をもって事業を停止。同日付で株主総会で解散を決議し、今回の措置となった。負債総額は13億円にのぼる見込み。申立代理人には橋本公明弁護士(橋本法律事務所、東京都千代田区)が選任されている。
ホテルテトラ(北海道函館市)が事業を引き継ぎ、名称を「ホテルテトラ千葉みなと駅前」に変更。ホテルテトラは土地・建物は保有せず、ホテル運営のみを請け負う。新型コロナの感染拡大で宿泊業界は打撃を受けているが、テトラの三浦孝司社長は「2年ほどは厳しいだろうが、JR京葉線と千葉都市モノレールの駅前で、長期的に有望」と説明している。
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