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国交省、日本版MaaSの展開に向けて先行モデル19事業選定

国土交通省は、MaaS等新たなモビリティサービスの推進を支援する「新モビリティサービス推進事業」について、有識者委員会の審議を経て、事業の熟度が高く、全国の牽引役となる先駆的な取組を行う先行モデルとなる19事業を選定した。

国土交通省は、4月18日~5月29日に、全国各地のMaaS等新たなモビリティサービスの実証実験を支援し、地域の交通課題解決に向けたモデル構築を推進するため「新モビリティサービス推進事業」の公募を行った。

応募51事業について、(1)大都市近郊型・地方都市型、(2)地方郊外・過疎地型、(3)観光地型の各地域類型ごとに評価し、全国の牽引役となる先駆的な取組を行うモデル事業として、以下の19事業の実証実験について支援を行う。

出典:国土交通省

(事業内容の例)
・神奈川県における郊外・観光一体型MaaS実証実験(大都市近郊型)
・令和元年度静岡型MaaS基幹事業実験(地方都市型)
・庄原地区 先進過疎地対応型MaaS検討・実証プロジェクト(地方郊外・過疎地型)
・ひがし北海道観光型MaaSにおける移動及び車両データ収集、利活用実証(観光地型)

また、今回の応募団体のうち、日本版MaaSの実現に向け、官民連携で活動を推進する意欲がある団体を「パートナー」として、経済産業省と連携したスマートモビリティチャレンジ推進協議会における情報共有・助言等を通し、取組の実現に向けて支援をしていくという。

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