地球規模の新たな課題である海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、プラスチック製品の持続可能な使用や代替素材の開発・導入を推進し、イノベーションを加速化するため、159社・団体(2019年1月11日時点)が参加し、この度「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス」が設立された。
地球規模の新たな課題である海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた取組を世界全体で推進することが求められている。海洋プラスチックごみを削減するためには、ポイ捨て防止の徹底をはじめとする廃棄物の適正管理に加え、プラスチック製品の3Rの取組のより一層の強化や、生分解性に優れたプラスチック、紙等の代替素材の開発と普及の促進など、喫緊の対応が求められている。
上記背景を踏まえ、業種を超えた幅広い関係者の連携を強めイノベーションを加速するためのプラットフォームとして、「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス」を設立するべく、昨年11月20日より、(一社)産業環境管理協会において会員の募集を開始し、159社・団体(2019年1月11日時点)の参加を得て、この度正式に設立された。
今後、(1)素材の提供側と利用側企業の技術・ビジネスマッチングや先行事例の情報発信等を通じた情報の共有、(2)研究機関との技術交流や技術セミナー等による最新技術動向の把握、(3)国際機関、海外研究機関等との連携や発展途上国等への情報発信などの国際連携、さらに、(4)プラスチック製品全般の有効利用に関わる多様な企業間連携の促進等を進めていくという。
(一社)産業環境管理協会では新たな加入を随時受け付けている。
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