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京都市の3月の外国人宿泊状況ー伸び率トップはスペイン

京都市観光協会と京都文化交流コンベンションビューローは、京都市内の主なホテルに関して、国・地域別の外国人客宿泊状況調査を実施し、2018 年3 月の外国人客宿泊状況調査結果を発表した。

外国人の利用割合が4割突破
公益社団法人 京都市観光協会、公益財団法人 京都文化交流コンベンションビューローが4月27日に発表したところによると、3 月の外国人利用割合は、前年同月差 5.2 ポイント増の 40.1%と、調査開始以来 3 月としては、初めて4割を超えた。

出典:京都市外国人宿泊状況調査

上記の表の通り、国・地域別の構成比では、前年同月差 0.7 ポイント増の 20.4%で中国が1位となり、3 月としては、中国が初めて2 割を超えた。2 位はアメリカ(16.7%)、3 位は台湾(15.0%)となった。

伸び率トップはスペイン、メキシコが続く
国・地域別の伸率では、スペインからの宿泊客の伸びが 97.4%で3,008人となった。メキシコは、77.8%増で1,011人となった。スペインは、外資系企業の MICE 開催(インセンティブツアー)等が、メキシコは航空路線拡大(2 月にメキシコシティー=成田線が就航)等が影響したものと考えられる。また、フィンランド、スウェーデンなど北欧からの増加傾向が続いている。
日本人を含む客室稼働率は、前年同月差 0.7 ポイント増の 89.3%となり、総稼働部屋数も、前年同月の234,805室から253,122室へと増加しており、全体の宿泊者数の増加を示すものと言える。また、客室収益指数(RevPAR)も前年同月から 3.3%伸長した。

出典:京都市外国人宿泊状況調査

 

※同調査は対象施設が京都市内の主要37ホテル(9,182室)を対象としており、市内全ての宿泊施設を網羅するものではない。

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