栃木県は、感染状況の悪化を理由に停止していた宿泊割引「県民一家族一旅行推進事業」第３弾を、４月11日より再開すると発表した。実施期間はゴールデンウィーク直前の４月28日までを予定している。
県民一家族一旅行推進事業は、新型コロナウイルス感染症の影響で打撃を受けた県内の観光産業を支援するため、栃木県が実施する宿泊割引事業だ。県内を目的地とした旅行に対し１人１泊あたり最大5,000円を割り引くほか、地域クーポン2000円分の付与を実施する。
割引額は宿泊代金に応じて異なり、6,000円以上の宿泊で3,000円の補助、１万円以上の宿泊で5,000円の割引が適用される。日帰り旅行も対象で、5,000円以上の旅行に対し、2,000円が割り引かれる。
現時点では、栃木県民に加え、茨城県、群馬県、埼玉県、神奈川県、千葉県、山梨県の在住者が利用対象だ。利用にあたっては、居住地が確認できる身分証明書と、利用者全員の３回ワクチン接種証明、または検査の陰性結果通知書の提示が必要となっている。
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