株式会社 金乃竹は、デイユース専門施設の「“泊まれない旅館”金乃竹 茶寮」の客室を高付加価値化の一環としてリニューアルし、3月1日（金）より最大10時間滞在可能な日帰り旅館プランの提供を開始した。
リニューアルにより、日帰りでもより深く金乃竹の世界観やおもてなしを体験できるようになったとのこと。
本記事では、リニューアルと日帰り旅館プランについて、株式会社 金乃竹に取材を行った。
▷ 施設公式サイト：https://sengokuhara.com/
――― まず、「“泊まれない旅館”金乃竹 茶寮」の特徴を教えていただけますか。
竹取物語の世界観がコンセプトの全室露天風呂付き旅館「金乃竹 仙石原」を“日帰り’’でもご利用いただけるのが「”泊まれない旅館”金乃竹 茶寮」です。
東京を拠点として滞在される海外からの旅行者様の『日帰り観光』の選択肢として、また、国内では共働きで連休を合わせられないご夫婦やカップルの方に向けてオープンいたしました。新たな客層が箱根に滞在することによる地域振興への貢献も目指しています。
――― “泊まれない旅館”リニューアルの主な理由は何でしょうか。
1階と比べて2階の客室内設備や空間の狭さなどは以前から課題と捉えていました。
既に1階は客室露天風呂もあり、プライベートな時間を満喫していただける設えで、コンセプトである「金乃竹 仙石原」のご滞在を日帰りでも十分に体験していただける内容でしたので、今回は2階を全面リニューアルし、日帰りでもより一層深く金乃竹の世界観やおもてなしを体験いただけるようになりました。
――― 今回のリニューアルで特に力を入れたポイントは何でしょうか
日帰りでもお客様に非日常へ没入いただける空間・時間を作ることを一番に考えてリニューアルの内容を決めました。
2階の客室は4室を2室に統合して寝室やダイニングを備えた43㎡のゆとりある空間へ生まれ変わりました。客室内にはシャワーを、1階にはお部屋専用の露天風呂をご用意しておりますので、ゆっくりと湯浴みもお愉しみいただけます。
また、リニューアル後は最大10時間ご滞在いただけるプランのみとし、夜までご滞在いただけるので、昼には黒毛和牛のしゃぶしゃぶ御膳を、夜には夕餉（ゆうげ）をご提供いたします。
お食事はお部屋でご用意いたしますので、他のお客様と接触することなく、丸一日プライベートな温泉旅をご堪能いただけます。
客室を広くし、プランを10時間へ変更したことでリニューアル前よりも更に日帰りとは思えないほどリラックス・リフレッシュしていただけるようになりました。
――― 今後の展望やさらなるサービス向上に向けた計画があれば、教えていただけますか
これまでの4時間/6時間プランよりも大幅に利用時間を拡大した10時間プラン導入の背景には、「2人で静かな非日常の空間でこもりたい。」「帰りの時間を遅めにずらして帰路の渋滞を回避したい。」「施設でお酒を愉しみたいから公共交通機関で来たい。」というお客様からいただいた多くのお声がございます。
今回のリニューアルオープンからプランを「最大10時間の滞在を可能」とし、「響」という客室は、金乃竹 茶寮～小田原駅または箱根湯本駅間の「往復ハイヤー送迎付き」プランをご用意。「響」以外のお部屋もハイヤー送迎をオプションとして+5,000円/1室あたりでご用意したことで、今までいただいたお客様のお声に応えてゆきます。
また、今後は国内の日帰り旅行客だけではなく、首都圏に滞在拠点をおく海外からの旅行者様に対しても、首都圏からの箱根日帰り観光（日帰りアクティビティ）として“泊まれない旅館”の魅力をアピールしていきたいと考えております。
――― 最後に“泊まれない旅館”を選ぶ際のポイントやおすすめの過ごし方があれば、アドバイスをお願いします。
繰り返しになりますが、「おこもり」でプライベートを大切にしたい方にお選びいただければ、ご満足いただける設備・サービスであると思います。
また、ハイヤー往復送迎プランやオプションをご利用いただくと、より特別感を味わうことができ、当館へご到着されるまでに非日常の世界観へ浸ることができます。スモールラグジュアリーを体現する金乃竹の日帰り施設で、短時間ながら深い旅の体験をご堪能ください。
■“泊まれない旅館”金乃竹 茶寮 概要
所在地 ：神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817-46（駐車場10台）
料金 ：27,500円～（大人2名1室利用時/大人1名あたり/税込・入湯税別）
営業時間 ：11：00～21：00（最大10時間の利用が可能）
店休 ：土・日曜日
HP ：https://sengokuhara.com