マリオット・インターナショナルは、2019年6月1日付けで、2020年春に開業を予定している「JWマリオット・ホテル 奈良」の総支配人にクリストファー・クラーク(Christopher Clark)氏を任命した。
米国出身、前ザ・リッツ・カールトン大阪総支配人
JWマリオット・ホテル奈良は、奈良県において初めてとなるインターナショナルラグジュアリーブランドホテルとなる予定で、JWマリオットブランドはマリオット・インターナショナルが展開する30のブランドのうち最高カテゴリーとなるラグジュアリーブランドに属し、今回が日本初進出となる。
20年以上にわたる国際的なラグジュアリーホスピタリティの経験を有する同氏は、158の客室を擁するJWマリオット・ ホテル奈良での新たな役職において、業界における豊かな見識とリーダーシップを発揮する。
奈良は、日本における最初の都が置かれた都市であり、8つのユネスコ世界遺産を擁する、悠久の歴史と奥深い文化を誇る国内屈指の観光地。JWマリオット・ ホテル奈良は、奈良県が主導する「大宮通り新ホテル・交流拠点事業」の一部であり、ショッピングや国内外からの観光客を受け入れるコンベンション施設、イベントスペースからなる近代複合施設の一角に位置する。
JWマリオット・ホテル奈良 総支配人クリストファー・クラーク氏のコメントは以下の通り。
「JWマリオット・ ホテル奈良のチームに加わることができ、大変光栄に思います。JWマリオットブランドは、シームレスに構築された豊かなラグジュアリーさに、心のこもったおもてなしを兼ね備えています。JWマリオット・ ホテル奈良では素晴らしいチームを築き上げており、彼らの信頼とサポートに感謝しています。私たちはこの美しい街を訪れる見識のあるお客様に、豊かで本物の体験や最高レベルの品質とサービスを提供できることを今から楽しみにしております」
現職に就任前は、2015年よりザ・リッツ・カールトン大阪の総支配人を務め、同氏の指揮の下、同ホテルは一流の格付けとして知られる「フォーブス・トラベルガイド」で最高の4つ星を獲得した。また、総支配人としての在職中、ホテル内フランス料理レストラン 「ラ・ベ」 は2017年と2018年に2年連続でミシュランの星を獲得した。
同氏はこれまでのキャリアを通じて、成都、ソウル、東京、三亜、バリ、クアラルンプール、アトランタなど、世界各地のザ・リッツ・カールトン・ホテル&リゾートにて様々な上級管理職を歴任。米国出身で、コネチカット州ダンベリーのウェスタン・コネチカット州立大学で経営学の学位を取得。結婚しており、最近三つ子の息子たちの誕生を祝ったという。
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