Hotels.comの日本人のワークライフバランス・国内出張に関する調査結果によると、70%が日帰り出張に疲れを感じると回答、63%が日帰り出張をできれば避けたいと回答。会社が費用を負担してくれる場合、67%の人が延泊を考えており、たとえ自費でも57%の人が延泊をしたいと回答した。
日帰り出張に疲れ、休息のために延泊することを希望
世界最大級の宿泊予約サイトHotels.com™は、ワークライフバランスと国内出張に関する意識調査を実施し、その現状と課題を明らかにした。
国内出張についての調査結果によれば、出張者はできれば日帰り出張を避け、実は延泊をしたいと考えていることが分かった。多くのビジネスパーソンは、心身ともにリフレッシュし、生産性を向上させ、プライベートの時間も楽しみたいと考えている。
国内日帰り出張では、70%が日帰り出張に疲れを感じると回答しており、また、63%が日帰り出張をできれば避けたいと回答した。日帰り出張による疲労が国内出張者にとって大きな問題となっている現状を考えると、出張時に延泊し、個人の時間を楽しむことによって、より生産的に仕事を行うことにつながる可能性が高いと言えそうだ。
会社が費用を負担してくれる場合、67%の人が延泊をしたいと考えており、たとえ自費で延泊することになった場合でも57%の人が延泊をしたいと回答した。その差はわずか1割で、ビジネスパーソンにとって、休息とプライベートの時間の確保は出張において大変重要であることを示している。
回答者は、延泊する理由として、「余暇を楽しむ時間ができると考え、延泊する」(38%)、「しっかり休息することで生産性を高められるので、延泊する(29%)」ことを挙げた。
日帰り出張を延泊に変更した場合のメリットをみると、「睡眠時間が確保され、体に無理がない」が48%と最も多くなり、「気分転換に観光ができる」(38%)が続き、国内出張者の多くが延泊によるメリットを感じていることがわかる。
未婚・既婚別でみると、未婚者では「気分転換に観光ができる」が53%となり、既婚者の30%を大きく上回った。一方、「睡眠時間が確保され、体に無理がない」と回答した人は、未婚者が38%なのに対し、既婚者は54%と未婚者の回答者を上回った。延泊のメリットについて、未婚者と既婚者では違いが見られることがわかった。
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