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町田・相模原のホテル「ラポール千寿閣」が8月末で閉館

町田・相模原のホテル「ラポール千寿閣」が、2021年8月31日(火)に閉館する。隣接の「町田ボウリングセンター」についても、同日に閉鎖すると発表があった。

JR町田駅南口の老舗ホテル・結婚式場「ラポール千寿閣」は、地元の千寿産業株式会社が現在まで約36年に渡り営業を続けてきた。1964年にボウリング場と結婚式場を備えた「大町田スポーツセンター」からスタートし、1985年に現行のホテル業態になった。

当初はホテル2階にチャペルを併設していたが、1992年に独立型チャペル「セントラポール教会」を新築した。緑豊かなイングリッシュガーデンに佇む教会はクラシックな趣で人気を集め、結婚式の実施件数は以前の2倍以上になったという。婚礼のほか、宴会、会議や法要などの利用でも多くの客を迎え入れ、深い絆(ラポール)を育んできた。

出典:ラポール千寿閣

しかし2020年に国内で新型コロナウイルス感染症が流行すると、ホテルの宿泊客や施設の利用客が激減。館内の衛生強化や従業員の健康管理など、感染対策を徹底しながら営業を続けてきたが、今回閉館が発表された。

こうした宴会場を併設した大型ホテルの閉館は、2021年8月で終了する「小田急ホテルセンチュリー相模大野」に続き、相模原市内で2軒目。「小田急ホテルセンチュリー相模大野」は今後、施設規模を縮小し宿泊特化型ホテルへの業態転換が決まっている。

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