渋谷にある「ホテル コエ トーキョー(hotel koe tokyo)」が、2022年1月末をもって閉館することが明らかになった。
同ホテルは、2018年2月に渋谷区宇田川町にて開業。株式会社ストライプインターナショナル(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:立花隆央)が運営し、ライフスタイルブランド「koe」のブランドコンセプトである「new basic for new culture」を体現したデザインホテルである。
3階にあるホテルのほか、1階でブレッド&ダイニング「コエ ロビー(koe lobby)」とイベントスペース「コエ スペース(koe space)」、2階でアパレル・雑貨のショップ「コエ(koe)渋谷」を展開し、”新しい価値と文化の情報発信基地”の中心的な役割を担ってきた。
ホテルの閉館とともに、1階と2階の営業も終了する。閉館に関する詳しい日時等の情報は、koe公式サイト、また同ホテルのInstagramを通じて順次知らせる。
ホテルの公式サイトでは閉館の理由を「新型コロナウイルス感染症の影響等を鑑み、今後における事業の成長戦略を見直した結果」としている。日本の伝統文化の象徴である「茶室」の要素を現代的な解釈で表現した客室など、グローバルな視点でデザインされたホテルは国内外で高い注目を集めてきたが、開業から約4年の歴史に幕を閉じることとなった。