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星野リゾート「OMO5東京大塚」グッドデザイン・ベスト100

「星野リゾート OMO5東京大塚」は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2018年度グッドデザイン賞において、「都市観光」に焦点を当てたオリジナリティや櫓(やぐら)をコンセプトにした客室「YAGURA Room」が評価され「グッドデザイン・ベスト100」を受賞した。

出典:星野リゾート

星野リゾート OMO5 東京大塚

「星野リゾート OMO5 東京大塚」は、2018年5月9日に東京都・大塚にオープンした都市観光ホテル。

コンセプトは「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションをあげる都市観光ホテル」。街の一部でもあるパブリックスペースや旅行者にとっての使いやすさを重視した客室など、単に宿泊するだけではなく、旅のテンションを上げるホテルとして、都市観光の新しい楽しみ方を届ける。

グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
「ビジネスホテルと競合する都市部において、あえて観光に焦点を当てた宿泊特化型ホテルというオリジナリティ、立地や事業上の制約から面積や階高も制限のある中で、「やぐら」(ロフト)を用いた工夫やハイサイドの開口部、水回りの配置など丁寧な空間デザイン、ヒノキのプレカット角材を用いたフレームによる、客室での機能支援と全体への統一感の醸成など、ハードでの工夫に加えて、やや入りにくいがディープな地域の名所名店との接点をつくるガイド役(OMOレンジャー)やマップを用いて、部屋にこもらずに地域を使いたおす仕組みが、新たな都市観光・モビリティの形態を創出している点が素晴らしい。」

同ホテルは、建築デザイナーの佐々木達郎氏がデザインした。同氏は他に、「星のや軽井沢」「星のやバリ」「星のや東京」などのほか、日本各地や海外のホテル、旅館や住宅等のプロジェクトを担当している。

評判のYAGURA ROOM、ベッドの寝心地は最高評価

各種OTAへの口コミ投稿を基にしたメトロエンジンリサーチのレビュー分析によると、同ホテルについては客室への高い評価が多数寄せられている。

中でも、受賞の要因の一つともなったYAGURA ROOM「やぐら寝台」のベッドの寝心地は最高評価(平均評価5.0)を得ており、デザイン性を兼ね備えた付加価値として同ホテルの高い人気につながっていることがわかる。

やぐら寝台

出典:OMO5東京大塚

 

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