エイチ・アイ・エスグループのみなとく株式会社は、コミュニティ・ストアを展開する国分グローサーズチェーン株式会社と連携し、食品ロス解決サービス「No Food Loss」の実験導入をコミュニティ・ストア豊島巣鴨店で開始した。
「食品ロス」をお得な価格で購入、社会的課題も解決
出典:No Food Loss
今年10月1日には、「食品ロスの削減の推進に関する法律」(略称:食品ロス削減推進法)が施行され、消費者、食品関連事業者に対して食品ロス削減に向けた取り組みが促進されている。
食品ロス解決サービス「No Food Loss」は、コンビニエンスストアや小売店から発生している、まだ食べられるのにやむなく捨てている「食品ロス」をお得な価格で購入できるサービスとして、2019年2月よりサービスの提供を開始。
ユーザーは、「No Food Loss」のアプリをダウンロードしてスマホに通知された、近隣店舗のクーポン(食品ロス情報)を当該店舗で認証させることで、対象商品をお買い得価格で購入することができる(現在、iOSのみ対応)。
この8カ月で、約1万2千食を超える食品ロスの削減と、購入金額の一部を特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalを通じてアフリカやアジアの子ども達への給食費の寄附として、約700食分提供することが出来ているという。
今後、コンビニエンスストアのみならず、スーパーやパン屋など多業種の導入を図り、食品ロスを減らすことで、CO2の削減や、食の不均衡といった「食品ロス」の社会的課題の解決を目指し、サービスの拡充に努める。
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