羽田空港第1ターミナル内の簡易宿泊施設「ファーストキャビン 羽田ターミナル1」が、4月23日から営業を再開した。
当ホテルはComfy&Compactをコンセプトにしたキャビン型のホテルで、9年前の2012年4月23日にオープンした。男性用は101キャビン、女性用は63キャビンの計164キャビンに加え、共有施設にラウンジ、大浴場、シャワーブース、有料コインランドリー等を備える。
新型コロナ感染拡大の影響で、2020年4月に運営会社が自己破産を申請。これを受けて直営5店舗は営業停止となり、負債総額は約37億円に上った。当ホテルは直営5店舗には含まれておらず破産申し立ての対象とはなっていないが、羽田空港のターミナルを運営する日本空港ビルデングは同年5月29日に休業を発表していた。
約11ヶ月ぶりとなる営業再開を受けて、7月20日(21日チェックアウト)まで限定プランを設けている。広さ4.2平方メートルの「ファーストクラスキャビン」が5000円、2.5平方メートルの「ビジネスクラスキャビン」が4000円で宿泊できる。チェックインは午後7時、チェックアウトは午前10時。
ファーストキャビン羽田ターミナル1:営業再開&7月20日までの限定キャンペーン