株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが運営する若者マーケティング研究機関「SHIBUYA109 lab.」は、around20(20歳前後)と定義する女性を対象に「海外旅行」に関する意識調査を実施した。
半数以上がツアー利用、ホテルは自分で探すが6割、民泊も
調査は、首都圏を対象としたスマートフォンによるアンケート調査とSHIBUYA109(東京都・渋谷区)館内で実施したグループインタビューの結果。
旅程の組み立てに関しては53%が「旅行会社のツアーを利用する」と回答、「自分たちでゼロから旅程を組み立てる」としたのは45%とやや少数派となった。
他方で、旅行先での宿泊先に関しては60.9%が「自分でホテルを探す」と回答し、「ツアーパックの宿泊先を利用する」の53.1%を上回った。このことから、ツアーを利用しつつもホテルの組み合わせについては自分で選ぶことを希望していることが伺える。また、Airbnbなどの「民泊サービスを使って探す」も16.9%と高い割合を示し、低予算での宿泊先として民泊があがっていることがわかった。
旅行予算は「10万円以内」と約70%が回答し、行きたい国の理想はヨーロッパとしながらも、現実の最近行った国は韓国がトップとなった。予算の関係で、理想をヨーロッパとしながらも現実には低予算でいける韓国が人気となった。
また旅慣れた人の中には、友達と共同で「旅行アカウント」を作り、その旅の思い出の写真をアップするという、アルバムとして活用する動きもあり、SNSにアップ・共有することは当たり前となってきていることが明らかとなった。
【調査の概要】
調査方法:
①スマートフォンによるアンケート調査/「首都圏女子調査」
②SHIBUYA109(東京都・渋谷区)館内でのグループインタビュー調査
調査期間:
①2018年9月
②2018年9月
調査対象:
①首都圏在住(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)/18歳~22歳女性
②SHIBUYA109(東京都・渋谷区)来館者/18歳~22歳女性
有効回答数:
①N=243
②N=5
調査実施・分析:SHIBUYA109 lab.(運営:株式会社SHIBUYA109エンタテイメント)