株式会社norm.は、1日1組限定の貸切専用宿泊施設「hotel norm. air fuji」を2022年7月16日より河口湖のほとりに開業すると発表した。
「norm.」は、「チル」と「アート」をコンセプトとする宿泊施設。「hotel norm. fuji」に続く2棟目となる本施設は、よりラグジュアリーな「チル」の提案を目指して設計された。
同社が提供する「チル」とは以下の3つの要素を持つとのこと。
- 選択肢にゆとりがあること
- 非日常であること
- 自分たちの知っている人しかいないこと
同ホテルにはこれらを満たすような設備・条件が揃う。
「選択肢」については、例えば食事は自らグリルやIH、オーブンで調理ができるほか、「シェフプラン」を申し込みレストランの料理をホテル内で楽しむという選択もできる。また、自然を感じるために、焚火をしながら普段できない話を語らうことも、ビッグスクリーンで映画を観ることもできる。
普段の生活から離れた「非日常」を演出するためには、森の中に突如現れるNYの倉庫のような外観、ギャラリーのようなシンプルな内装、生活の中にアートがある空間設計などが採用されている。
これらの豊かな選択肢と非日常を、「自分たちの知っている人しかいない」状況で楽しむために、スタッフを含む他人を介在させず、1日1組限定の貸し切りという運用にしている。
館内の窓からは空・森・湖が望め、「air」の名通り、空に浮かんでいるような視覚体験を味わうことができる。旅の懸念点である悪天候も想定した設計で、雨天時や冬季も、施設内に展示されているアートやコンテンツを楽しむことができる。また、家具や備え付けのツールの多くはアーティストやデザイナーに特注しており、日常で使用するものとは異なる色・形・スタイルを体験できる。
最大8名様が宿泊できる同施設にはベッドルームが2部屋備わり、それぞれにパウダールーム、シャワールームがある。デスクとWi-Fiも用意され、ワーケーションにも最適だろう。
また、IHやオーブン、コーヒーマシンが備わるアイランドキッチンのほか、プライベートバーカウンターもある。クラフトビールのタップから好きなだけ注ぎ、大自然の中で飲める。
河口湖が望めるバルコニーでは、日中は備え付けのグリルでバーベキューをしながら語らい、夜は星を見ながらゆったりと過ごす空間として設計された。バルコニーからはバスルーム、サウナにもそのままアクセスできる。
料金は4名154,000円~で、月、曜日により異なる。詳細は公式HP(https://hotel-normair.com)から確認可能。