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ドン・キホーテが渋谷区道元坂で大規模開発計画

小売大手の株式会社ドンキホーテホールディングスは「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」の概要を発表した。文化村通りに面した地上28階、地下1階、高さ120mのホテルを含めた大規模開発で、2022年4月開業を予定。渋谷区のホテル出店状況と合わせてお送りする。


出典:ドンキホーテホールディングス

同開発計画の概要は以下の通り。
・事業名称:(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画
・所在地 :東京都渋谷区道玄坂二丁目1番6号
・建物高さ:116m(最高 120m)
・規模 :地上 28 階建、地下1階
・主要用途:店舗、事務所、ホテル、駐車場、駐輪場
・敷地面積:5,737.48 ㎡(1,736 坪)
・延床面積:40,950 ㎡(12,387 坪)

出典:ドンキホーテホールディングス

ホテルは11階から28階の高層階を予定する。また、11、12 階のホテル共用部を帰宅困難者受け入れスペースに設定し、防災備蓄倉庫を配備することで、エリアの防災拠点として機能するという。

好業績のドン・キホテーテ
ドン・キホーテは外国人観光客の集客での成功や、400店を超えた店舗数の激増、ユニーとの提携、シンガポール進出などにより、今年6月期の決算では、29年連続の増収増益を発表した。
売上高・営業利益・経常利益・当期純利益のいずれにおいても、以下の通り右肩上がりの成長を続けている。


出典:ドンキホーテホールディングス

好業績で、連結売上高で1兆円の大台を目前に豊富な資金力を持つドン・キホーテが渋谷全体の発展に寄与することを目標として今回の大規模計画を打ち出した。

出典:ドンキホーテホールディングス

渋谷区ホテル出店状況
メトロエンジンリサーチによると、渋谷区には宿泊施設が55、部屋数にして7,757が提供されている。また、渋谷区には2018年6月現在で、民泊物件が2,396部屋展開しており、民泊物件の数が多いのも特徴と言える。
新設ホテルの予定としては東急電鉄の「渋谷代官山Rプロジェクト(B棟)」(76室、2018年10月)や三井不動産の「新宮下公園等整備事業(仮称)渋谷区神宮前六丁目ホテル計画」(230室、2020年3月)などが予定されている。

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