株式会社Spectee(スペクティ)は、AI(人工知能)を活用し、SNSに投稿された情報をもとに新型コロナウイルスによる肺炎の広がりを解析するシステムを開発し関係機関に納入したことを発表した。
スペクティは、SNSをリアルタイムに解析し、災害情報・危機管理情報を抽出、配信するサービスを展開しており、すでに官公庁、地方自治体、民間企業など、国内約社300社以上に提供しているという。
この度、新型コロナウイルスの感染の拡大をうけ、複数のSNSから情報をリアルタイムに収集・解析し、発生場所を特定、また中国語など複数の外国語の投稿も日本語に自動翻訳し、関係機関に情報提供するシステムを開発した。現在、同システムは、関係機関と協力し、より精度を上げるため日々アップデートを進めているという。
スペクティはAI等の最先端技術を活用し、SNSやカメラ・センサーなどを解析しリアルタイムに災害情報・危機管理情報を配信するサービスを提供しており、報道機関や官公庁、地方自治体、民間企業など、国内300社以上、世界約40カ国の情報配信を行っているとのこと。
また、「AI防災協議会」への参画や東京都の「先進的防災技術実用化支援事業」に選ばれるなど、AIを活用した防災・危機管理情報解析ベンチャーとして、技術開発を進め、企業・自治体の危機管理をサポートする。
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