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観光庁、宿泊旅行統計調査2019年2月3月発表

観光庁は本日4月26日、宿泊旅行統計調査の2019年2月(第2次速報値)及び3月(第1次速報値)の調査結果を取りまとめ、これを公表した。日本人、外国人共に延べ宿泊者数が増加傾向となり好調な結果を示した。

日本人外国人ともに延べ宿泊者数が2月過去最高を記録

出典:観光庁

2月の延べ宿泊者数(全体)は、3,982万人泊で、前年同月比+8.3%であった。また、3月の延べ宿泊者数(全体)は4,739万人泊で、前年同月比+11.0%であった。

日本人延べ宿泊者数は、2月は、3,155万人泊、前年同月比+5.9%であり、 2月としては調査開始以来の最高値であった。また、3月は3,883万人泊で前年同月比+8.1%であった。

外国人延べ宿泊者数は、2月は、827万人泊、前年同月比+18.8%であり、2月としては調査開始以来の最高値であった。また、3月は856万人泊、前年同月比+26.3%であった。

外国人に比べ全体的に低下傾向か横ばいにあった日本人の延べ宿泊者数が上昇傾向を示したことは宿泊業界にとっては光明と言えそうだ。

出典:観光庁

2月の客室稼働率は全体で61.0%、3月は61.9%

出典:観光庁

稼働率としても、2月61.0%となり、前年同月を0.9%上回った。また、3月も61.9%となり、前年同月を1.2%上回り、延べ宿泊者数の増加により好調な稼働率となった。

都道府県別では、東京都が80.3%でトップとなり、2位は大阪府で79.4%、3位が福岡県で73.4%、4位が千葉県で70.3%、5位には北海道が69.9%で続いた。

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