ラグビーワールドカップ 2019の開催が9月20日に迫っている。決勝戦や日本対スコットランドなど多くの試合が開催される横浜市港北区の横浜国際総合競技場(日産スタジアム)周辺のホテル展開状況をお送りする。
日本対スコットランド、準決勝・決勝開催を予定
出典:日産スタジアム
欧米豪などの富裕層を中心に多くの訪日客が押し寄せることが見込まれるラグビーワールドカップ。その開催は来年の東京五輪にむけた試金石とも捉えられており、ホテル業界を含む観光業界にとっては大きな関心事だ。
横浜国際総合競技場は、神奈川県・横浜市港北区小机町3300に所在しており、新幹線の停車駅でもあるJR「新横浜駅」から徒歩14分、JR「小机駅」から徒歩10分、市営地下鉄「新横浜駅」から徒歩12分に立地している。
72,327人の巨大競技場であり、1997年10月に竣工、2002年FIFAワールドカップの決勝が行われた。
同競技場での試合日程は以下の通りとなっている。
・9月21日(土) ニュージーランド v 南アフリカ
・9月22日(日) アイルランド v スコットランド
・10月12日(土) イングランド v フランス
・10月13日(日) 日本 v スコットランド
・10月26日(土) 準決勝1: 準々決勝1勝者 v 準々決勝2勝者
・10月27日(日) 準決勝2: 準々決勝3勝者 v 準々決勝4勝者
・11月2日(土) 決勝
横浜市港北区・周辺ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、横浜市港北区には宿泊施設が22、部屋数にして3,475室が提供されている。
新規開業予定は2施設、部屋数にして196室が新たに供給される見込み。
「ベストウェスタンホテルフィーノ新横浜」が2020年5月開業予定であり、「(仮称) 新横浜駅前ホテル新築工事」についても2020年3月竣工予定と、いずれもラグビーワールドカップ開催までには開業を予定していない。
客室数トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
同競技場の周辺半径1キロ圏内には宿泊施設が21、部屋数にして3,463室となっており、同区内の宿泊施設のほぼ全てがこの圏内に含まれることになる。
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