2019年3月29日(金)、プロ野球がセ・パ両リーグ同時に開幕する。千葉ロッテマリーンズは本拠地ZOZO(千葉)マリンスタジアムにて、東北楽天ゴールデンイーグルスを迎え撃つ。ホテル需要にも大きな影響を与えるプロ野球、同スタジアム周辺のホテル展開状況とは。
ZOZOマリンスタジアム、30,000席、昨年は過去最高の動員数
千葉ロッテマリーンズの本拠地であるZOZOマリンスタジアム(2016年12月よりZOZOTOWNを運営する株式会社スタートトゥデイがネーミングライツ取得)は、千葉県千葉市 美浜区美浜1に所在している。席数は30,000席。
昨年5位に終わった千葉ロッテマリーンズだが球団によれば、2018年シーズン主催72試合における観客動員数は2008年の過去最高(160万1,632人)を上回る166万5,133人で球団新記録となったという。
出典:ZOZOマリンスタジアム
東京駅より各駅で約40分・快速で約30分だが、JR京葉線海浜幕張駅からは徒歩で15分とそれなりに距離があるため、都内からの観戦客には宿泊する需要も多い。また、同スタジアム周辺には幕張メッセも所在しており、大規模な展示会などが開催される際の宿泊需要を見込むこともできる立地だ。
千葉市美浜区・スタジアム周辺ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、千葉市美浜区には宿泊施設が14、部屋数にして3,801室が提供されている。新規開業予定は2施設、部屋数にして280室が新たに供給される見込み。
美浜区内、同スタジアム周辺のホテルとしてダントツで最大の宿泊施設は、「アパホテル&リゾート 東京ベイ幕張」(2,007室)で、2位の「ホテルニューオータニ幕張」(418室)に大差をつけている。
客室数トップ10は以下の通り。
同スタジアム周辺半径1キロ圏内には7施設、3,339室と客室数では同区内の8割の施設が集中して展開している。
千葉ロッテファン、野球ファン、そして周辺ホテルの宿泊需要向上のためにも熱戦の展開が期待される。
【合わせて読みたい】