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古民家再生「NIPPONIA HOTEL 串本 熊野海道」7月1日開業

株式会社サブライムは、本州最南端の歴史的町並みが残る和歌⼭県串本町にて地域創生を目的とした官民連携のプロジェクトとして、「NIPPONIA HOTEL 串本 熊野海道」を7月1日(月)にオープンした。

日本の歴史を感じ、暮らすように泊まる旅

出典:サブライム

同ホテルは、歴史ある築150年の古民家を改修しレストランやカフェを併設した宿泊施設。街に点在する空き家となっている古民家にコンセプトを吹き込んでリノベーションし、客室に蘇らせていくプロジェクトをスタートした。オープンは2棟3室、今後は3年ほどで10棟15室の開発を目指しているという。

同ホテルの舞台となるのは、本州最南端の海街 和歌山県串本町。太平洋に突き出すように位置するこの街は、海と太陽に愛される風光明媚な歴史のある街。 

ここ串本にて、「まち全体がホテル」となり、泊まって過ごすこと自体が目的になるハイドネーション(ハイダウェイ(隠れ家)とデスティネーション(旅行目的地)を組み合わせた造語)な旅。”暮らすように泊まる”をコンセプトにした宿泊施設をオープンした。

このような街中に宿泊棟が点在する形式の宿泊施設を” 分散型ホテル ”と呼び、受付をした後は客自身で部屋まで歩いていくスタイルとなっている。

1棟目:稲村亭 ~とうそんてい~

出典:サブライム

150年の歴史と150平米の広さを独占できる贅沢な宿。古き良き日本の歴史を感じながら、カジュアルブティックな和洋折衷なインテリアがベース。日本家屋の構造と趣を感じる客室の造りで、広々とした風情あるお庭や、露天風呂と内風呂の2種の風呂専用ルームを完備した離れの空間、またカスタムできる多目的ルームも併設。

レストラン紀州原始焼「みなも-minamo-」も併設。

出典:サブライム

2棟目:園部邸 ~そのべてい~

出典:サブライム

築110年の古民家を改修しコンセプトが異なる客室2部屋と、鍵を受け取るなど受付を行うレセプションスペース、そしてコミュニティ・コワーキングをコンセプトにしたカフェを併設。

古民家+ジャグジー畳風呂のある客室。伝統的な古民家にジャグジー風呂を設置。和の空間で味わう優雅なバスタイムでゆっくりと過ごしたり、夜はライトアップがあり幻想的な雰囲気も愉しめる。また、広縁ではゆったりと寛げるスペースがある。庭側の大きな窓を全開にして、庭を見ながらゆっくりとした一時を過ごせる。

出典:サブライム

【同施設 概要】

施設名 :「NIPPONIA HOTEL 串本 熊野海道(ニッポニア ホテル くしもと くまのかいどう)」
所 在 地 :和歌山県東牟婁郡串本町串本879-1
敷地面積:宿泊棟① レストラン&宿泊棟 1,164.75㎡(元稲村亭)
     宿泊棟② レセプション&宿泊棟 363.63㎡
料金:1棟目:101 一部屋 6~8万円(一人 2~5万円)
   2棟目:201 一部屋 2~4万円(一人 2~3万円)
        202 一部屋 4~6万円(一人1.5~4万円)
*食事代 一人+1万円(1泊2食付き、宿泊時ドリンク代込)
*宿泊人数に関わらず一部屋での価格設定
*一部ボトルワイン等を除き、滞在中のドリンク飲み放題のサービス付き
*食事中はペアリング(ノンアルコール対応可)にて提供

和歌山県東牟婁郡串本町ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、串本町には宿泊施設が39、部屋数にして655室が提供されている。

簡易宿所や旅館が多く展開している地域だが、ホテルアンドリゾーツ 和歌山 串本(252室)がトップで、2位の浦島ハーバーイン(250室)は2016年3月31日を持って営業を停止しているため、ダントツとなっている。

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